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空想を楽しむことで幸せになれるかも?!

僕は割と空想にふけることはあったりします。

あんなことができたらいいなぁ…、的なことをいつの間にか考えていたりしますが、皆さんはどうでしょうか?
これだけアニメやら小説やらがはやっているのだから、僕は少数派ではないハズです。

どちらかというと、僕は中途半端なアニメ好きですからね。

 

今回は、ちょっと面白い論文がありましたから、それを基に紹介していきます。

論文の題名が『オタクのコンテンツとマインドフルネスの緩和効果』というもので、いわゆるオタクと呼ばれている人の空想は、実はメンタルに良くて人生の幸福度が上がるのではないか?…といった感じです。

なので、この論文をちょっと掘り下げていこうかと思います!

 

 

空想と幸福度の関係性について

 

これは2019年に公開された広島大学の研究で、正式には「白昼夢が幸福度を上げる条件とは何か?」ということを調査してくれたものです。

ここでの白昼夢の定義は『起きている時間の中で、目の前のことに集中せずに、別のことについて頭の中で空想をめぐらしていること。』としています。ぼくも良くやりがちで、仕事中にいつの間にか空想世界に飛び込んでいる状態になっていることですね(主観でごめんなさい)。

実は白昼夢と幸福度の関係は以前から研究されていて、ダニエル・ギルバート博士という方がおこなった実験だと「目の前のことに集中せずに空想ばかりしている人は不幸になる」といったような結論が出ていたりします。
ですが、今回の研究では「白昼夢で幸福になれるかもしれない」ことを調査してくれているのです!

 

これは日本人の男女800名を対象にした、インターネットによるアンケート調査によっておこなっております。
内容ですが、以下のポイントを調べています。

 

  • いつもどれくらいの頻度で白昼夢に入っているか?
  • アニメやゲームにどれくらいお金を費やしているか?
  • マインドフルネスのレベルはどれくらいか?
  • 幸福感はどれくらいか?

 

アンケートの意図としては「空想で幸福度を高めるには、どれくらいのマインドフルやオタクレベルが必要なのか」というところ。中途半端ではいけないのか、やるからには徹底してオタクである必要があるのか…みたいなところでしょう。

アンケートを分析したところ、以下のような結論を出すことができたようです。

 

  1. マインドフルネスレベルが高い人は白昼夢が多いほど幸福度が高い
  2. オタクレベルが高い人は白昼夢が多いほど幸福度が高い

 

空想で幸福になれる人は、マインドフルやオタクの2つの能力が必要だということです。
マインドフルネスに関しては「目の前のことに集中する」という概念とぶつかり合っているように見えますが、要は空想の世界にどっぷりハマりこんでいる点では近いものがあります。空想を楽しむというマインドフル状態であれば、特別幸福感を下げる要因にはならないようです。

オタクレベルの高さが幸福につながる理由については、この研究ではハッキリわかってはいません。
しかし、「もともとアニメやゲームが好きな人は空想を楽しむことが得意では?」「自ら進んでアニメやゲームの世界に飛び込んでいるからマインドフルが高いのでは?」という推察がされています。

 

この研究では、別の実験もおこなわれています。

  1. アニメキャラ風の少女のイラストを短い時間だけ見せる
  2. その後、参加者全員に「白昼夢の頻度」と「幸福度」について尋ねる

 

その結果、アニメキャラ風の少女のイラストを見せた場合、被験者の白昼夢の頻度と幸福感に正の関連が見られたことがわかりました。
以上のことから、中途半端なレベルだと空想は幸福度を下げてしまうものの、マインドフルネスやオタクレベルが高い人は空想によって幸福になれる可能性があるということです。空想にふけるときは、徹底して空想を楽しむ方が良さげかもしれません!

 

 

 

 

確かに、中途半端だと「ヤバい…、集中力がきれているな」と後悔しますからね。

どうせだったら、あれこれ空想を楽しむ方が幸せですし、思いもよらないアイデアが浮かび上がる可能性だってあります。せっかくなら、その空想を何かしらの形で表現するのもアリだと思います。

なんせ、世の中のものは空想の産物だったりしますから、人間の空想はあらゆる可能性を秘めている宝物です。
大切にしていきましょう!!

 

 

【参考文献】

[Relation Between Daydreaming and Well-Being: Moderating Effects of Otaku Contents and Mindfulness]

[A Wandering Mind Is an Unhappy Mind]

 

 

 

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