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レクチャー動画をひらすら見続けても効果はいまひとつのようだ

時期的に受験シーズンなので、勉強にまつわるお話をしていきます。

受験生に限らず、社会人になれば、ひたすらに勉強し続ける必要がありますから、知っておいた方が何かと得ですね。
勉強法の王道は『検索練習』で、基本的にアウトプットしていくことが記憶に定着する近道です。では、検索練習以外の方法はあるのでしょうかね?

勉強以外でも、いろいろなレクチャー動画がありますよね。今回の内容は、なんでも『レクチャー動画を何度も視聴しても学習効果はいまひとつ…』だという研究がありますので、それをご紹介します。
どうぞ参考に!

 

 

講義の再視聴による学習効果について

 

これは2018年に出たウォータールー大学などの研究で、72名の参加者に10分の講義動画を2パターンみてもらうという実験をおこないました。

以下が、2パターンの内容です。

 

  1. 「中年期の衛生」というテーマを講師が解説する動画
  2. 「論理的に問題を解決する方法」というものを解説したスライドに、ボイスオーバーの音声解説を入れた動画

 

参加者全員が上記の動画を選択してもらったうえで、今度は次の2グループにわかれてもらいます。

 

  1. 1度だけ動画を見てもらい、その内容を確認するテストをする
  2. 動画を2度見てもらい、その内容を確認するテストをする

 

このとき、参加者全員に「いま動画の内容から気がそれて、テスト以外のことを考えていましたか?」という質問をして、参加者の集中力をチェックしていったそうです。

 

結果なのですが、正解率は

 

  • 1度のみ視聴:2度の視聴=79%:76%

 

統計的な有意差はありませんが、2度の視聴よりも1度のみの視聴の方が成績が優秀だということがわかったそうです!

集中力のチェックをするというところをみると予想していたのでしょうが、動画を2回見たグループは、全体的に集中力が落ちてしまい、気が逸れてしまう傾向があったそうです。
気が逸れて別のことを考えてしまった影響か、1回目の記憶が弱くなってしまったようです。もちろん、連続して動画を視聴したこともあっての結果なので、時間を空ければ、違う結果になる可能性があります。

なので、短時間で何度も見直すのは、あまり効率的ではないようです。
動画を見るときは、1回に集中するのが良いみたい。。。

 

 

 

 

なんといっても、勉強するには受け身になることは効果的ではありません。

紹介した実験は動画でしたが、これは参考書であっても言えることだと思います。
何度も見続けることは受け身になりますので、脳が活性化せず、集中力が途切れてしまいます。オンラインセミナーが増えてきていますが、何度も見れるという考えではなく、1回に集中して、繰り返し視聴するときは確認テストの感覚で使うのがよろしいのかと…。

集中力が続かないのは、しっくりしますねぇ~~(笑)

 

 

【参考文献】

[Re-watching lectures as a study strategy and its effect on mind wandering.]

 

 

 

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