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【目標達成】確実にセルフコントロール能力が高まる『協力状況』について

ビジネスにせよダイエットにせよ何にせよ、自分を律することが大切です。

たとえば、以前に書いた感情コントロール術も、自分の感情を上手く付き合うには覚えておいて損はありません。
今回の『セルフコントロール能力を高められる協力状況』も、自分が設けた目標設定を達成するために覚えておくと、なにかと役に立つことでしょう。

元々ヒトはセルフコントロールが苦手な生き物ですので、いろいろなテクニックで乗り越えていきましょう♪

 

 

セルフコントロール能力が上がる『協力状況』について

 

参考にしているのは2020年に出たマックス・プランク研究所などの論文で、被験者として5〜6歳の子供たち200名以上を対象に実験をおこなったものとなっております。
この実験では被験者全員にペアになってもらったうえで、まずは簡単な風船投げゲームで遊んでもらい、リラックスしてもらいました。その後、パートナーは別の部屋に移ってもらい、それぞれの子どもの前にクッキーを置いて「いまクッキーを食べずにガマンできれば、2枚目もあげますよ」マシュマロテストみたいなことをしたようです。

ここからがこの実験の根幹でして、この実験では、1枚目のクッキーをガマンするように言われた子どもたちは、以下のように2つのグループにわけられております。

 

  1. 単独状況:「ひとりでガマンできたら2枚目のクッキーをあげますよ」と指示される
  2. 協力状況:「隣の部屋にいるパートナーと一緒にガマンできたら、2人とも2枚目のクッキーをあげますよ」と指示される

 

単独状況では「自分のためにセルフコントロール能力を使う」ことが試され、協力状況では「他人のためにもセルフコントロール能力を使う」ことが試されています。
また、この研究では文化の違いも考慮するために

 

  1. ドイツ人の子どもたち
  2. ケニア人の子どもたち

 

というところもチェックしております。
その結果、以下のようなことになりました。

 

  • すべての状況において、ケニアの子どもたちはドイツの子どもたちと比較して、目前の誘惑に抵抗する能力が高かった
  • ただし、どちらの文化圏においても、単独状況より協力状況のほうが目前の誘惑に抵抗する能力が高かった

 

全体的に見れば「誰かのためにもガンバろう!」という状況のほうが、長期的なメリットを得られる確率は高くなるようで、これは過去に書いた目標設定の方法にも通じるものがあります。
やっぱり、ヒトは誰かの目があるとヤル気が上がるのでしょうかねぇ~~。。。

研究チームによると、

満足遅延スキルは、一般的に子どもの社会的認知発達において重要であると考えられている。

子どもたちは、お互いのパートナーと顔を合わせたりコミュニケーションをとったりすることができなかったにも関わらず、社会的相互依存の状況の方がセルフコントロール能力が高まった。これらの事実は、子どもたちの発達の初期段階から、協力する状況が強い動機づけとなることを証明している。

子どもたちは、パートナーを失望させまいと、満足感を遅らせることをいとわなかったのだろう。

 

 

 

 

「仲間のためにも!」という気持ちが、ぼくらのセルフコントロール能力を高めてくれます。

よく「彼・彼女のためにもダイエットしよう!」となったときの成功率って、けっこうなほど高いですからね!
自分のセルフコントロール能力に自信がないのなら、誰かのためだとイメージするのもアリでしょうね。

協力状況を上手に活用して、目標達成していきましょう!

 

 

【参考文献】

[Children Delay Gratification for Cooperative Ends]

 

 

 

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