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あらゆる細胞がよみがえる睡眠の質を上げる3つの方法

「なかなか寝つけないなぁ~~…」

皆さんは、睡眠についてどのように考えておりますか??
実際のところ、私自身は満足のいく睡眠はとれていない気がしてならないですσ(^_^;)

世界では睡眠の関心が高く、全米の睡眠クリニックの数は、2000とも3000ともいわれています。
本当に、日本も見習ってほしいものです(ーー゛)

 

不眠症とまではいかなくとも、睡眠に対して「満足しています」とはっきり言える人は少ないでしょう。忙しい現代人なら誰しも、何らかの睡眠トラブルを抱えているのではないのでしょうか…。
睡眠は、アンチエイジングには欠かせない行動です(その前に、生きるために必要なのですが笑)。美容のためにいろいろなことを実践している人はいるかと思いますが、まずは睡眠をしっかりするところから、です!

今回は、おそらく多くの人が抱えているであろう睡眠の質について取り上げていきます。
たとえ睡眠の量はしっかりとれていても、質が不十分ではどうにもなりませんからね☆

 

 

睡眠のゴールデンタイム・シンデレラタイムは存在しない

 

育毛・アンチエイジングといった美容の為にも、とにかく睡眠は大切です!
その理由は『成長ホルモン』をドンドン出させて、髪や肌を含めた細胞全体の代謝を促していくためです。

まずは「22:00~02:00までが睡眠のゴールデンタイム・シンデレラタイム」という通説ですが、これは完全な間違いです。

成長ホルモンは、私たちが眠りはじめてから約1時間後の、はじめの深い眠りのときに出てくるからです。このときが最も回復力が高まるタイミングで、肉体の修復がはじまるときなのです。これが、眠り始めから3時間まで続きます。

つまり睡眠の質が重要で、何時に眠るかということは関係ないのです。ちなみに、何時から何時までという体内リズムはないので、昼寝でも睡眠時間が長かったら出てきます。ゴールデンタイム・シンデレラタイムは、今では完全に否定されている案件です。

 

 

 

睡眠の質を左右する行動

 

僕らの行動の1つ1つが、僕らの睡眠の質を左右します。

そもそも睡眠の質とは、『目覚めた際に、ぐっすり眠れた!』という感覚があるかどうか、です。
たとえ、睡眠時間を十分に取れていても、

 

  • 脳の疲れが取れていない
  • 肌などの代謝が十分にされていない
  • 自律神経のバランスがとれていない

etc…

 

といったことがあると、僕らは時間が十分に足りていても、「眠れた~!」という感覚にはならないのです。
睡眠の質が良いということは、深い眠りと浅い眠りの繰り返しがスムーズにおこなわれ、あらゆる細胞の代謝された状態になっていることが条件です。

それでは、睡眠の質があがる3つの方法と、逆に下がってしまう3つの原因について取り上げていきます。
これらをチェックして、僕らの睡眠の質もとい、人生の質も上げていきましょう!!

 

 

 

睡眠の質が上がる3つの方法

 

  1. 朝のひざしを浴びておく:朝のひざしを浴びて、体内時計をリセットしておきましょう。リズムを保つことで、夜にキチンと眠気がきます。
  2. 血糖値を下げておく:血糖値が高いままですと、睡眠は深くなりません。ストレスがかかること(イライラも含めた、心身に負担のかかること)ようなこと、就寝2時間前以降に食べ物を口にするといったことは避けましょう。
  3. 体温を上げておく:就寝後、体温が下がるほど眠りは深くなります。就寝90分前に風呂かシャワーで体を温めていきましょう。

 

 

 

睡眠の質が下がる3つの原因

 

  1. 30分以上の昼寝をする:昼寝を30分以上すると深い眠りに移行してしまい、夜の睡眠に支障をきたします。しかし、昼寝はパフォーマンスを向上させるコツではありますので、15~20分くらいに済ませておきましょう。
  2. 夜にカフェインを飲む:カフェインの効果は最低でも4時間は続きますので、就寝6時間前には摂らないでおきましょう。
  3. 就寝前にお酒を飲む:入眠には役にたつものの、眠りは浅くなります。お酒を飲みたい場合、就寝4時間前までに済ませておきましょう。また、飲んですぐに眠りますと、内臓の働きが落ちてアルコールが代謝できなくなり、二日酔いになりやすくなります。

 

 

 

鍼灸による睡眠の質の改善

 

近年、鍼灸の研究が進んでおり、メタ分析によって鍼灸が睡眠の改善に役立つことがわかっています。
今となっては、欧米では鍼治療や伝統的な漢方薬(TCM)の最も一般的な実践の一つで、過去数十年で着実に上がっています。

2007年にアメリカの国立衛生研究所が行った補完的健康アプローチに関する大規模調査によると、アメリカだけでも2007年に“少なくとも”310万人が鍼治療にトライしています。この調査結果では、1997~2007年の間に鍼灸師への診察回数が3倍に増えたことがわかりました。

これを鑑みると、日本は随分と遅れをとっていると言えます(汗)

肝心のメタ分析は、北京漢方医学大学のものを紹介します。

2009年に大規模なメタ分析を実施し、治療なしの場合と比較して、鍼治療によって不眠症やそれによる各症状に対して有益な効果があることがわかりました。

メタ分析によると、薬物療法やハーブ療法を加えると、鍼治療単独よりもさらに高い効果があることも発見されています。もう一つの利点では、多くの睡眠薬とは異なり、鍼治療セッションは『全く有害な副作用がない』ということでした。

なので、睡眠クリニックもアリですが、鍼灸治療院にいくのも一手ですね♪
もちろん、僕のところへ来ていただいてもOKです(^_^)v

 

今回は、睡眠の質について取り上げていきました。

確かに日本人は、睡眠時間が足りていません。
それは僕らも実感していることかと思いますが、さらに掘り下げると、睡眠の質のところまで改善していく必要があります。

まず僕らができることは、『生活リズムを整える』ことです。
それができないから、こうして睡眠で困っている人がいるのですからね…。

 

たとえば、眠る2時間前は、パソコンやスマホをさわるのを完全に止めるということをしていきます。
それにより、デジタル機器による睡眠の質低下の直接的な被害が避けられますし、無駄にネットサーフィンをして睡眠時間も削られずに済みます。

生活リズムを整えて、僕ら本来の生活を作り上げていきましょう。
僕もお手伝いしますので、何なりとお申し付けください☆

 

 

【参考文献】

8時間睡眠のウソ。 日本人の眠り、8つの新常識 (集英社文庫(日本)) [ 川端 裕人 ]

価格:616円
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[Acupuncture for treatment of insomnia: a systematic review of randomized controlled trials.]

 

 

 

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