令和元年も、あと残り5週間ですねぇ…。
自分の仕事をアピールしまくっていた年ですので、まさしく令和元年は門出の年という感じです。
勢いをつけていき、どこまでも皆さんのお役に立ち、自由を手に入れる為にお金を稼ぎまくります!!
自由に生きることが、僕のやりたいことですからね。
そのための準備には余念はありません(^v^)
今回は計画を立てる際に陥りがちな『心理的な罠』についてお伝えしていきます。
人間、どうしても計画通りに物事を進めることが難しいときがあります。
それは、人間が持っている心理によるものがあったりします。逆に、それを理解することで、うまく計画倒れを回避することができます。
仕事やダイエットとった、計画に関係するものなら活用可能ですので、どうぞ参考にしてください(●^o^●)
以前にも似たようなことをお伝えしていますので、それを合わせてお読みください!
≪Contents≫
計画倒れの罠:どうにでもなれ効果
日本語だと拍子抜けするこの専門用語ですが、論文でもちゃんと使われている言葉です。
英語だと『The What-The-Hell Effect』と言うみたいで、 What-The-Hellには「なんてこったい!!」「おいおい、マジかよ?!」などの意味があり、困ったときや驚いたときなどに使いますね(^◇^)
どうにでもなれ効果は『ちょっとした計画のずれや失敗の影響で、自制心が破綻してしまう現象』という意味を持っています。
たとえば、ダイエットをしている際、断ることができない食事会(接待など)に参加して、出された食事に手を出したとします。
その際、一口二口と食事を食べていくと、たかが外れてしまい
「食べてしまったし、ダイエットはどうでもいいや!」
といった風にドンドン食べてしまうというのが『どうにでもなれ効果』というものです。
この現象は、お金や倫理観にも起きてしまいます。
- 1万円札を10枚の千円札にくずすと、1万札のときよりもお金を使いやすくなる。
- 町中がゴミで汚れていると、自分も路上にゴミを捨てやすくなる。
おまけに、1つの計画が崩れてしまうと、他の計画にも波及してしまうのが厄介です。
ダイエット中にお菓子を食べ過ぎてしまうと、たとえば、並行していた読書計画を立てていたとき、それも雑になってしまいます。
どうにでもなれ効果が起きる原因
この現象が起きるケースが、以下の2つのケースです。
- 短期目標の計画を立てる
- 「何かをやめる」という計画を立てる
1.について説明します。
人は短期的な目標である場合、誘惑にとても弱くなります。
今日1日を食費¥1,000で乗り切ろうとして、ふとした瞬間に1回の食事で¥700使った場合、簡単に挫折しやすくなるのです。「今日は、野菜をたくさん食べるぞー」なら、その日限りの計画ですしあいまいですので、いとも簡単に挫折してしまいますね~~…。
続いて、2.についてです。
人は習慣化してしまった物事を『やめる』ことは、とても難しく達成しにくいものです。
「○○のことを考えるな!」といわれると、○○のことで頭がいっぱいになってしまうのが人間の特徴です。
人間の習性として、「やめる」ということ自体が誘惑に負けやすくなってしまうのです。
どうにでもなれ効果を回避する方法
2014年に出たUSビジネススクールの調査によると、どうにでもなれ効果を回避する方法は以下の3つのポイントがあるそうです。
- 長期目標の計画を立てる
- 「何かをやめる代わりに何かをする」という計画を立てる
- 失敗から立て直した日を数える
1.について説明します。
短期目標が悪いわけではなく、短期目標には、その先があるものです。
ダイエットの場合、「なぜ痩せたいのか?」「いつまでに何kg(現実的な減量であること)痩せたいのか?」「なんのために痩せたいのか?」を明確にしていきましょう。具体的で長期的な目標を設定することによって、人は誘惑に負けにくくなります。
たとえ1日間食したとしても、それは長期期間のうちの1日と考えられるので、「今日、多く食べた分は、別日に補填しておこう。」「間食した分は運動で補っておこう。」と切り替えることができます!
2.についてです。
いわゆる「代替行動を作る」というものです。
スイーツを食べ過ぎるあまり太ってしまった場合、「スイーツをやめる」という目標の代わりに「フルーツを食べる」という別のものや、害の少ないものに切り替えるという方法です。
炭水化物を抜く代わりに野菜を多く摂るといったように、何かを食べたくなったら・何かをしたくなったら予め代わりになる方法を取るようにすると良いですね。代替行動も、難しい行動よりも簡単な行動の方が難なく継続することができます。
そして、3.について説明します。
たとえ一度失敗したとしても、次の日から計画がうまくいったらそれを数えていきます。
肝心なのは、成功した数ではなく「失敗を修正できた数」に焦点を当てることです。
瞑想の世界を例に挙げると、集中力が持続できたかは問題ではなく、気がそれた際に集中力を元に戻せるかが大切だと言われています。これは一種のどうにでもなれ効果を回避するトレーニングにもなり、失敗を修正するほどに回避する能力が高まります!
僕らが計画したことが、ちょっとしたズレによってどうでもよくなってしまうことがあります。
1日単位といった短い期間での計画や、何かをやめるという計画は、人間の心理ではなかなか難しいものとなっています。ある程度の長期計画や何かをやめる代わりに別のことをするといった対処をするといった工夫が必要です。
たとえ失敗したとしても、くじけることなくリカバリーをして、計画を進めていくことが大切です。
実のところ、僕も筋トレやダイエットで計画倒れをすることがあります(笑)。
まあ「そんなときもある!」として、速やかに切り替えてリカバリーをしていきますね☆
自責の念はメンタルに害ですから、逐一悔まずすばやく立て直して計画を達成させましょう!!
健康・美容・育毛・筋トレといったことなら、どうぞお任せください(^v^)
【参考文献】
[Consumer behavior study finds response to an initial slip in discipline is key]