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科学的にオススメするスーパーフードがコチラ!

Twitter内でのやりとりにて、

「オススメのスーパーフードってありますか?」

といった質問がありました。
前回のブログのように、こういった質問には真摯に調査してブログに投稿しているのが鍼灸師B-MANABUなんですよね☆

精度のほどもありますし、皆さんのヘルスリテラシーの為にも、まずは参考にして実践してみて下さい。
個人差があるのは事実ですので、実践して良い感じなら続ける、イマイチっぽいのなら控えてみるをやっていくと、自分に合ったレシピが出来上がるかと思います♪

 

いつから流行し出したかは忘れたのですが、スーパーフードというものがありますね。

これを科学的に見るとどうなのかを解き明かしていきます。
まずは信ぴょう性のあるものから試していき、あとは自分が気になったものを選んでいくというスタンスが合理的かなと思います。

ここで取り上げたもの以外にも、気になったものがあれば、随時別の機会に書いていきます!

 

 

科学的根拠のあるスーパーフード『発酵食品』

 

科学的に見て、信ぴょう性がもっとも強いスーパーフードが『発酵食品』ですね!

現代人の腸内環境は、加工食品やら砂糖やら添加物やら何やらで、かなりボロボロになっている可能性が高いです。なので、発酵食品の恩恵が受けられること請け合いかと思いますね(^v^)

 

2014年のハーバード大学のレビュー論文では、次のように言われています。

旧石器時代の人類は、無意識のうちに自然に発酵された食品(例えば、ハチミツ、フルーツ・ベリー、およびそれらのジュース)をたくさん食べていました。微生物の知識がなくても、我々の先祖は発酵食品や飲料の嗜好性、防腐剤、鎮痛剤、精神的に刺激または鎮静する性質を時が経て認識していました。

ですので、発酵食品は栄養補給、伝統医学、儀式などに積極的に使われた。古代新石器時代の出土品を精密に化学分析した結果によると、10,000年以上前から、日常的にフルーツやお米、またはハチミツを使ったお酒を醸造していた可能性が高い。

 

僕らの先祖は発酵食品を当たり前のように食べていたので、進化的にも食べていくのが自然だと言えますね。
そこで、僕らが発酵食品を食べると、どのようなメリットがあるのかを列挙していきます。

レビュー論文内に書かれていることを簡潔にまとめていきますので、詳細が気になる方は論文をどうぞ!

 

 

 

リーキーガット症候群に有効

 

発酵食品は腸壁のバリア機能を調整してくれるみたいなので、リーキーガット症候群には有効です。

リーキーガット症候群は腸内細菌のアンバランスや腸の炎症などによって、腸壁に穴が開いて毒素なとが入りやすい状態になる症状です。体内に毒素やバクテリアの侵入を防いだり、すでに腸内に住み着いている細菌に遺伝子を受け渡したりする役割も果たしてくれるようです。

 

 

 

メンタルヘルスに有効

 

これは以前のブログにも触れたのですが、メンタルを強くする・改善するには発酵食品が有効です。

発酵食品が脳の健康に良いという理論は、身体の抗酸化・抗炎症機能が高くなるからだ!…とのこと。
リーキーガット症候群が治まったおかげでLPS(毒素)の悪影響が少なくなり、さらに血糖のコントロール能力もあがって栄養状態も改善します。

その結果、神経伝達物質の生産量が増え、GABAのように活性の高い物質が多く作られる。
腸内細菌が良くなれば、腸と脳の関係性が良好になるということです。

 

 

 

美肌効果があるかもしれない

 

2011年にでた論文だと、「お肌のトラブルの原因はリーキーガット症候群が原因なのでは?」とのことです。
こういうデータは結構あって、ニキビや肌荒れが多い人を調べていくと、腸にトラブルがあるパターンにあたります。

東洋医学的にも、肌と腸には密接な関係があるとされています。
なので、現代医学と合致している以上、そのとおりかとおもいますね!

 

理論的には、メンタルが病んでしまうのと同じです。

腸に穴が開いて毒素が入り、全身に炎症を起こしてニキビや肌荒れになっちゃう!…という流れです。
理論的に言うのなら、美容目的に発酵食品を摂ると良いですね☆

 

 

 

肥満の予防になるかもしれない

 

かなり前に「納豆がダイエットに良い!」とテレビ番組が取り上げられた際、爆発的に納豆が売れましたね(笑)。
腸内細菌と肥満の関係性については熱心に研究がされていて、発酵食品に関してもいろんな研究がされています。

たとえば2013年、糖尿病一歩手前の男女21人に8週間ほどキムチを食べてもらったところ、インスリン抵抗性が改善、BMIも有意に下がった(つまり痩せた!)というデータがあります。
いろんなデータを見てみると、肥満の人には十分な効果がある様子ですね。

 

すでに痩せている人(男性ならBMI20、女性ならBMI25ほど)には、あまり効果がない模様。
健康に良いのは間違いないので、肥満予防のために食べていくと良いでしょう。

 

 

 

1つ注意点として挙げるのなら、『いろんな発酵食品を食べる』ことをオススメします!

納豆ばかりという風に、一部の発酵食品ばかりだと特定の細菌ばかり増えてしまいます。
漬物やキムチ、ヨーグルトといったものをバランスよく食べて、いろんな種類の細菌を取り込んでいきましょう☆

 

 

 

 

といった感じで、科学的に間違いないスーパーフードは発酵食品ですね。

いろんな発酵食品を食べていき、腸内環境を整えて美容に役立ってもらうのがいいでしょうなぁ…。
昔から食べているものなので、やっぱり人類は発酵食品を求めていると思いますよ(^◇^)

 

トレーニングをしている僕にとって、納豆は相棒みたいなものです♪

納豆ばかりだと細菌が偏っちゃうから、キムチとかも食べないとな…。
漬物も買っておこう!

 

 

【参考文献】

[Fermented foods, microbiota, and mental health: ancient practice meets nutritional psychiatry]

[Acne vulgaris, probiotics and the gut-brain-skin axis – back to the future?]

[Beneficial Effects of Fresh and Fermented Kimchi in Prediabetic Individuals]

 

 

 

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