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恋人関係が【もっとも】破綻してしまうアクションがコチラです…

人生を彩ることが、健康への一歩かと…。
個人によって価値観はそれぞれですが、良好な恋人関係・夫婦関係はそんな人生を彩る要素かと思います。

そんな恋人関係・夫婦関係も、ときに上手くいかない場合が起きることがあります。
人間なので、価値観の違いから衝突することがありますが、難なく修復することがあれば、反対に悪化することがあります。当然ですが、どんなことでも関係は継続していった方が良いですよね?

 

今回は、どうしても避けたい『恋人関係・夫婦関係が破綻してしまう』アクションについてご紹介します。

修復方法よりも、そもそも関係が壊れないように工夫していく方が無難です。
まずは関係が壊れない工夫を覚えて、良好な恋人関係・夫婦関係を築き上げていきましょう!

ちなみに、過去のブログでも、このことについて書いていますので、よろしければどうぞ!

 

 

関係性が破綻するコミュニケーションについて

 

これは2013年に出たテキサスクリスチャン大学の研究で、過去の人間関係に関する論文74件から14,255人分のデータをまとめたメタ分析です。
メタ分析とはいえ、データの質としてはまずまずではあるものの、サンプル数が多くていいので参考にするには申し分ない内容だと思います。

数々の研究でも、恋人・夫婦を集めて以下のような質問をしています。

 

  • いつもどんな会話をしてますか?
  • いまの関係性はどうですか?

etc.

 

そういった質問から「どのようなコミュニケーションが関係性を破綻させるのか?」ということを導き出そうとしたというわけです。

 

そこで、導き出されたメインの結論が『「需要/退却」パターン』という行動が、恋人・夫婦関係が破綻してしまう行動がわかりました。簡単に言うと「相手の批判に耳を傾けない」ということです。

たとえば、パートナーに買い物をお願いして忘れてしまったとします。
そのことが多く続いて注意しても、パートナーが軽く流したり、無視したりする行動・コミュニケーションパターンです。
これが続いていくとお互いの行動がエスカレートします。注意から批判になり、その度合いが段々と強くなり、受け手のパートナーも、段々と無視を続けていくという負の連鎖が起きてしまいます。

 

こういったコミュニケーションが続いていくと、次のような健康被害が起きるとされています。

 

  • うつ病
  • 子供の精神疾患
  • 身体的な虐待
  • 性格の変容(協調性と誠実性が減り、神経症傾向が増す)
  • 免疫システムが異常を起こす
  • 腸内環境が悪化する

 

当然ながら、最終的に破局・離婚という結末が起きます。
こういったように恋人・夫婦関係の問題1つとっても、健康に悪影響を及ぼしてしまいます。

研究者は以下のようにコメントしています。

これは結婚や恋愛における、もっとも普遍的な障害のパターンだ。
そのダメージは計り知れない。

なかでも多いのは、女性側が批判を行い、男性側が無視をするパターンである。このパターンに陥るカップルの多くは、お互いのことを「問題を起こした原因」と考えている。

 

女性が非難をして、男性が無視をする…。
なんとなくわかると思います(汗)。

一度「需要/退却」パターンが発動すると、なかなか関係が修復するのが難しいとされています。
このようなコミュニケーションによって破綻してしまう影響は「r=.360」くらいとなっています。

細かいことは省略しますが、r=.5を基準に、1に近づいていくと関連性が高いとしています。
なので、この数値は「それなりに関係性がある」というわけです。

 

 

 

 

このコミュニケーションパターンは、無意識にしてしまっていることがあります。

なので、まずはこういったことが起きていると感じたら、一旦はこのパターンが起きていることを意識しましょう。そして、相手の立場に立って「今の自分の行動が、相手にどのような感情を抱かせているのだろうか?」と自問しましょう。

こういった場合もそうですが、変化できるのは自分が確実なので、自分からこのパターンを脱却させるきっかけになりましょう。
そして、パートナーと対話をしていくと、もしかすると解決するかもしれません☆

 

 

【参考文献】

[A Meta-Analytical Review of the Demand/Withdraw Pattern of Interaction and its Associations with Individual, Relational, and Communicative Outcomes]

 

 

 

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