以前から、女性は「強そうな男性に魅力を感じる」というデータが出ていて、基本的に女性全般にそれがいえるとのこと…。
これは世界共通の、いわば“モテ要素”なわけで、狩猟時代を考えて見れは当然のことなのでしょう。
もちろん、女性によって好みは違いますので一概にいえませんが、やっぱり強そうな外見は頼りになりそうな印象はありますな。
何はともあれ、男性は鍛えておいて損はないと思います。
そこで、女性は男性の『どの部分を見て強さを判断しているか?』について解説していきます。
一応ですが、科学的見地から導き出したものですので、少数派もいると思います。
なので、参考程度に留めておいて、この知識を恋愛に活用してみましょう。
鍛えておけば健康にはなれますので、とりあえずは、ついでにモテよう!…みたいなものでも良いと思います。
女性が男性を『強そう』と判断する基準
参考にするのは2017年にでたグリフィス大学の論文で、150名の女性を対象に以下のような写真を何パターンも見せた後、魅力を感じた部位を採点してもらいました。
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結果なのですが、いわゆる『モヤシ体型』と揶揄される身体つきを好む女性はほぼいなく、やはり『強そうにみえる』ことが、高身長や引き締まった体型よりも大事だということがわかりました。
そして、その強そうだと判断する部位が『上半身の筋肉量』なのです!
研究者によると、「男性の肉体の力強さは、魅力を左右する要素のおよそ70%にかかわっている」そうで、特に上半身の筋力は、男性の戦闘能力を示す決定的な要素とのことです。
進化心理学的に、女性がパートナーを見つける手掛かりというのが、以下のとおりとなっています。
- 質の高い遺伝子(高身長や健康そうかなど)
- 資源を投下してくれるか(経済力など)
- 身体能力の高さ(肩幅の広さや握力など)
なかでも、狩猟が主だった時代において、そのような環境下で祖先が判断材料としていたのが、男性の”戦闘能力”だと推測しています。この能力の高さが、男性の遺伝子の質と資源の豊かさを示す指標にしていた可能性が高いとされています。
よって、現在の女性も、戦闘能力が高そうに見える男性を好む傾向にあるとしています。
その見極めが上半身の筋肉量で、特に肩まわりや胸まわりが重要のようですね。
以上のように、高身長でなくとも、いかに強そうに見えるかが男性のモテ要素の1つとなるようです。
でも、古代からの名残ですし、女性全員が筋肉質の男性が好みというわけではないと思います。
許容範囲も違っていますので、どれだけの筋肉量がベストかは断言できません。男性的魅力は限界があるようなので、運命の人に好かれれば良いと思います。
とにかく、最低限の筋肉だけはつけておきたいものです。
【参考文献】
[Cues of upper body strength account for most of the variance in men’s bodily attractiveness.]