人間の直感力って、けっこうなほどスゴいものなんです!
直感に任せた方が正解率が高かったりすることもあり、迷いがないのなら直感に委ねるのもアリだったりします。
人間の脳は未知の部分があるのですが、その未知の力がそうさせているのでしょうかね?
こういう話って、僕は個人的に大好きな人間です♪
今回は、そんな直観力の話です!
なんでも、人間には天然のウソ発見器があるそうな…。
どうやら、人間は『ウソを見抜くには直感に頼った方が良い!』という論文がありますのでご紹介!
どうぞ、参考に!!
ちなみに、過去にもウソを見抜く方法を上げていますので、そちらもよろしく☆
他者のウソを見抜くには直感が最有力か?
2014年のデンバー大学の論文で、72名の学生を対象にした実験があります。
まずは、参加者に以下の2パターンを見てもらいます。
- 会話中にウソをついてる人の動画6人分
- 会話中にウソをついてない人の動画6人分
そのうえで、誰がウソをついているのかを判断してもらったところ、このばあいの正解率はほぼ半分です。
一般的な人の正解率はこれくらいのレベルですね。。。
続いて研究チームは以下のような実験をおこなっていったそうな
- 始めの動画に登場した12人の顔写真を、それぞれ17ミリ秒ずつ参加者に見てもらう
- その後、すぐに「正直」や「ウソ」といった単語を画面に表示する
- 「正直」や「ウソ」といった単語が、顔写真の人物にふさわしいかどうかを瞬間的に判断してもらう
要は、参加者に無意識レベルの状態で、本当かウソかを見抜いてもらったというわけです。
その結果、今度は明確な有意差が出まして、登場人物の真偽を判断する時間が短かった人ほど、ウソを見抜く確率が大幅に正確だったようです。
研究者によると『生存と繁殖の成功を最大化するために、霊長類はウソをつく傾向とそれらを正確に検出する能力を進化させた。』とのこと。
人間は意識的に他人のウソを見抜くことはできないけど、ある程度の無意識下では、ウソを見抜く感覚が備わっているのかもしれないそうです。
2009年の実験でも似たような結果が出ていて、それは「集中してウソを見抜こうとするより、作業の片手間で見抜こうとした方が正解率が高かった」という結論です。変に見抜こうとするとかえって視野が狭くなりますんで、人間の直感を信じた方が良かったりするのですかねぇ~~。
なので「相手のウソを見抜いてやろう!」と躍起にならずとも、なんとなく観察した方が確率が上がるようです。
ぼんやりと相手を見ていって、もし「この人、ウソをついていそうだな…。」と思ったら、その予想は結構なほど当たっていたりします。
そうしたら、適当に対処するなり、軽く牽制すればよろしいものかと。
そもそも、ウソを見抜かなければならないような人とは、関わらない方が一番なのですが(汗)。
【参考文献】