ここのところ、メンタルに関したことを書き綴っている当ブログ…。
いろいろと世間がザワついているので、健康アドバイザーでもある僕が、ちょこちょこブログでメンタル強化の方法なり人生のアドバイスなりアップしているわけですよ。
今回は『8分でできる「ストレスに強いメンタル」を作るテクニック』について解説していきます。
すぐにできます、ほとんどお金がかからない(300円くらいだし、すでに家にあるかも!)方法なので、どうぞお試しください!
人生、生きていれば良いことがありまっせ!!
メンタルに強い脳になるテクニック『筆記開示』について
もしかすると、みなさんもご存知かもしれません。
このテクニックは、俗に言う『筆記開示』というものでして、以前から実証データが多く出ているメンタルテクニックの1つです。
たとえば2017年に出たミシガン州立大学の論文がありまして、心配性に悩む学生44名を対象にした実験があります。PSWQ(こんなテストです)という心配性レベルを量るテストで61点以上を取った人を集めていまして、このレベルというものは、相当な心配性の人ですね~~。。。
この実験では被験者全体を2つのグループに分けまして、
- 8分の筆記開示をおこなう
- 8分間、前日に起きたことを書いていく
このときの筆記開示の方法は、ただ単純に自分に湧き上がったネガティブな感情をそのまま書き綴っただけというものです。
■一例
- あの上司、腹が立つ!
- なんで、こんなことができないんだろう???
- メチャクチャ泣きたい…
そうしたうえで、被験者にはフランカータスク(モニターに現れる矢印の向きを素早く答える)という脳トレみたいなテストをおこなってもらい、同時に全員の脳の働きをEEGで計測。
その結果、両グループに明確な有意差が出まして、筆記開示グループは
- フランカータスクの成績が向上した
- 脳機能の利用効率が向上した
研究者によると、
心配事は、そこに認知リソースを使用してしまう。
つまり、心配事が多い人物は、常にマルチタスク作業をしているようなものである。彼らはひとつの作業をおこないながらも、その一方で自身の心配事をモニタリングしつつ、その感情を抑えようとしている。しかし、筆記開示によって心配事を外部に排出すれば、認知リソースが解放され、より脳を効率よく使用できるようになる。
筆記開示は、ワーキングメモリ(短期記憶)から「心配」という重荷を解放させる役割を果たす。
結果として、「心配」による認知機能の低下を防ぐことができるのである。
マルチタスクは作業効率を低下させることは、科学の世界では常識となっています。
心配性の人は、本来のタスク+心配ということがあり、つねに複数の仕事をしていることになってしまっているわけですねぇ…。
それだと脳の許容量がいっぱいになりますから、筆記開示によって空き容量を増やしてあげることが大切!
その結果、脳に余裕ができてメンタルが強化される!…ということでしょう。
心配事が気になって仕方がない人は、まずは筆記開示をして、その重荷をおろしましょう!
心配事によってパフォーマンスが下がってしまっては、肝心の仕事の成果が上がらないものです。
8分間でネガティブな感情を吐き出すことで、各々のやるべきことに集中できます。
手軽にサクサクできますので、このテクニックはオススメです☆
あと、僕の鍼灸整体でも心身のケアができますんで、併用すると、もっと効率が良いですよ!