久しぶりに、モテに関するトピックでも…。
当ブログは、幅広く「幸福=健康」を追求しておりまして、
といったものも書いております。
他にもいろいろと書いていますので、よろしければどうぞ!
今回は「超アグレッシブなスポーツや趣味を得意としている男性はモテる!」という話があるので、それを紹介していきます。
狩猟採集的アクティビティがモテる
これは2014年に出たアラスカ大学の論文でして、223名の男女(平均年齢22.1歳)を対象にとある実験に参加してもらいました。参加者全員に架空の出会い系サイトにアクセスしてもらい、「どんなアクティビティをする異性に最も魅力を感じるか?」を評価してもらったそうです。
この実験では、研究者は101種類の「アクティビティリスト」を用意して、「どういったアクティビティをする異性が好みか?」を選んでもらったとのこと。
アクティビティの一例は、
- スカイダイビング
- マウンテンバイク
- カヌー
- 激辛料理を食べる
- 車で爆走する
etc.
といった、どのアクティビティも「なにかしらのリスクが伴うもの」が選抜されています。
リスクの傾向について、研究者は2種類にわけておりまして、
- 狩猟採集民的リスク:狩猟採集時代のライフスタイルで直面するリスク(火事や危険な動物の取り扱いなど)
- 現代的リスク:現代のライフスタイルにおける独自のリスク(投資やシートベルトなしの運転など)
といった、ものすごくザックリ言うと、「原始的なスポーツ・趣味と今時のスポーツ・趣味のどちらがモテるの?」みたいな話です。
結果なのですが、男女ともに狩猟採集的スポーツ・趣味が圧倒的に魅力があり、その効果は男性により高い効果があるとのこと!
この現象には明確な傾向がありまして、
- アクティビティのリスクが高まるほど魅力度が高まる
- 現代的要素が低いほど魅力度が高まる(より原始的要素が高いほど魅力度が高まる)
つまり、ケガのリスクが高く、それがより自然の中でおこなわれるスポーツ・趣味に人間は魅力を感じるわけなんです。
- 街中ランニングよりもトレイルランニング
- ボルダリングよりもロッククライミング
- キャンプなら、より文明の利器に頼らないもの
こういった現象が起きる理由は、人間の進化論的な心理背景があるからで、研究者によると、
現代人の心のなかには、狩猟採集的ライフスタイルにともなうリスクに対して、前向きな見解を持つメカニズムが備わっている。なぜなら、狩猟採集生活のリスクを上手に処理する能力は、自分が優良遺伝子を所持しているアピールになるからである。
他方、現代人は、現代的ライフスタイルにともなうリスクに対して、後向きな見解を示す。なぜなら、進化論的観点から自分が優良遺伝子を所持しているアピールにならず、そのリスクが単なる負の結果をもたらすだけだからだ。
簡単にまとめると、文明に頼らない狩猟採集に役立ちそうなスキルを持っている人ほどモテる!ってことですな。
といったように、もしモテアピールをするなら「サバイバルに役立ちそうなスキルを持っている」ことを主張してみてはどうでしょう!
とはいっても、いきなり身体的リスクの高いものに挑戦したら、早い段階でケガをするのがオチです。
モテのために本格的なエクストリームスポーツをすると痛い目に遭うので、ある程度舗装された登山とかがで良いのかと思います。
モテのために命を落とさないようにね☆
【参考文献】
[Sex differences in the attractiveness of hunter-gatherer and modern risks]