頭が良いに越したことはありませんよね?
どうせなら、日ごろから取り組めることで頭を良くしていきたいもの…。
今回は『「頭を良くなる食べ物」でとりあえずオススメするものがコレ!』を紹介していきます。
どうぞ、よしなに♪
ナッツを良く食べている人の認知機能について
これは2021年に出た論文でして、20歳以上のカタール人1,000名を過去の健康調査データからランダムに抜き出し、アンケートの回答をもとに対象者全員のライフスタイルと食習慣のデータを収集したものとなっております。これに加え、全員の病歴や健康状態などを調査し、コンピュータテストで認知の平均反応時間(MRT)を測定していったそうです。
その結果、
- 対象者のうち21.1%がナッツ類を週4〜6回以上の摂取だと回答した(高摂取グループ)
- その一方、40.2%が月1回以下の摂取だと回答した(低摂取グループ)
- 全体として、ナッツ類の消摂取が多い人ほど認知反応速度がはやく、その傾向は主に50歳以上で見られた
ナッツ類には、多価不飽和脂肪酸、植物ステロール、ポリフェノール、マグネシウムなどが多く含まれており、以前から「ナッツを摂取することで認知機能の低下防止に有効かもしれない」とされていました。今回を結果を鑑みるに、ナッツ類を日常的に多く摂取することで、特に高齢者の場合は、認知機能向上に役立つ可能性があるのかもしれません。
とはいえ、サンプル数が少なく、MRTでしか認知機能を測定していません。
また、日常的にナッツ類を食べているといっても、「どれくらい食べると良いの?」や「ナッツ類といっての、どの種類が良いの?」といった疑問がありますので、本当に、あくまでも参考程度と捉えておいてください。
まあ、ナッツ類は栄養価が高い超優秀な食べ物なのは間違いないので、摂っておいて損はありませんけどね☆
【参考文献】
[Higher Habitual Nuts Consumption Is Associated with Better Cognitive Function among Qatari Adults]