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なぜ相手には的確なアドバイスができるのに、自分には「役に立たないアドバイス」を贈るのか!?

相手には、ちゃんとアドバイスできるのに、自分は、そのアドバイスを実行しない…。
実のところ、往々にしてそういった傾向にあります。

この「相手には的確なアドバイスができるのに、自分は守らない問題」について解説していきます。いわば、「そうした方が良いのは分かっているのに、なかなかできない」って心理です。今回のブログを参考に、今後の計画を立てていくと、世の中上手くいくかもよ~~…て感じです。

本当、なかなかできないんですよね(笑)

 

 

目標設定における「柔軟性」への魅力

 

これは2022年に出た実験で、149名の学生を対象に、全員に「期末試験になってくると、どういった準備をした方が良いか」を考えるようにお願いしました。その際に、「自身への対策を立てるグループ」と「友人へのアドバイスを考えるグループ」の2つにわけて、それぞれについて最適な方法を考えてもらいました。

それにより、期末試験対策のアドバイスは、大きく2つのパターンにわかれてました。

 

  1. 明確な時間や勉強の内容を決定して取り組む:「この曜日は10:00~14:00に勉強する」
  2. 時間や勉強内容を大まかに決定して取り組む:「午前のどこかで1時間、夜のどこかで1時間ぐらい勉強する」

 

当然ながら、より計画的にスケジュールを立てた方が成果が上がりやすいです。
ですが、実験の結果は、アドバイスを自分に向けるか他人に向けるかによって、大きな差が現れました。

 

  1. 大体の人物は、友人には「計画は、より明確な方が良い!」とアドバイスした。
  2. しかし、実際自分の勉強計画を立てるときは、「ざっくりとした計画の方が魅力的に感じる!」と考え、大ざっぱな勉強計画を選択した。

 

…といったように、ほとんどの人は、「他人には正しい方法を推奨しておきながら、自分は間違った方法を選ぶ傾向にある」ようですね。

このことについて、研究チームは、

多くの人物は、自身の計画に多少の余裕を持たせることを好む。

しかし、ほとんどの人物は、より体系的な計画を設定する方法を、他者に推奨してしまう。言い換えれば、何かしらの計画を立てる際、我々は他者にはより最適なアドバイスができるものの、自分自身には同様のアドバイスに従事しないのである。

 

 

すごく簡潔に言ってしまうと、「他人には厳しく、自分には甘い」っていうヤツですね。

この研究によれば、この問題は「明確なスケジュールのほうが効果が出やすい!」と自分に言い聞かせることで、解決できるようになるようです。この心理の対抗策として、注意していきましょう!

 

 

【参考文献】
[EXPRESS: In Goal Pursuit, I Think Flexibility Is the Best Choice for Me but Not for You]

 

 

 

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