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【2024年最新版】肌トラブルを起こしやすい化粧品の成分がコチラ

美顔鍼や美容鍼灸を提供している身としては、化粧品についての情報も提供していくのが仕事の1つ。

今回は、このブログが公開された現段階で判明している、肌トラブルを起こしやすい化粧品の成分について解説していきます。美容に気を遣っていると、やっぱり化粧品にもこだわっていきたい所。その人にあった化粧品を使うのがベストですが、少なくとも、確定で避けられるものがわかるだけでも、選択肢を定めることができます。

どうぞ、参考にしていってください♪

 

 

アレルギー反応を誘発する化粧品成分

 

44の症例報告と3つの症例の計47件分のデータを調査し、皮膚炎が起きやすい成分をチェックした系統的レビューを基に、話を進めていきます。

このレビューでは、主にリップケア製品にふくまれる成分をチェックしていて、合計58名の男女を対象にしたデータを解析しております。まずは、大まかな結論を羅列していきましょう。

 

  1. アレルギー反応の原因として最も一般的な成分は、ワックス、ヒマシ油、コロフォニー(松やに)、没食子酸塩、ベンゾフェノン-3だった。
  2. ワックスの具体的な物質としては、プロポリス(ミツバチが生産)、セレシン、カルナウバロウ、キャンデリラワックスがあった。
  3. 問題を起こした報告が多いのは、ヒマシ油またはリシノール酸(合成リシノール酸を含む)などだった。
  4. 没食子酸塩も肌トラブルの報告が多く、最も一般的なのは「没食子酸プロピル」で、没食子酸オクチルと没食子酸ドデシルが原因になることもあった。
  5. ベンゾフェノン-3はオキシベンゾンとしても知られ、日焼け止めによく使用される紫外線吸収剤である。リップケアや化粧品の光安定剤としても使われていて、日焼け止めの主なアレルゲンと言われることが多い。
  6. その他、香料(シトラールおよびバニラ)もまた、肌トラブルの原因である可能性も大きい。

 

あくまでもリップケア製品のみの調査なので、リップケア以外の化粧品は、今回のレビューでは不明。
とはいえ、上記の化粧品成分はリップケア以外にも使われているので、他の化粧品でも注意をして損はないかと思います。

僕個人も、化粧品の成分表を見る習性がついてしまっているので、このあたりを注意していきたいものです☆

 

 

【参考文献】
[Allergic contact dermatitis to lip care cosmetic products – a systematic review]

 

 

 

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