人生の大半は、睡眠に費やされています。
「その時間が惜しい!」
「できれば、そんな時間を自分がしたいことの為に使いたい!!」
…と思っている方もいらっしゃることでしょう。
しかし、睡眠はダイエットやアンチエイジング、学習といった、ありとあらゆる健康にかかわっています。
その睡眠を無下にするわけにはいけません。
睡眠の良し悪しは、僕らの人生を左右する要因ですので、大切してほしいものです。
とはいうものの、出来る限りなら有限である人生のなかを精一杯生きたいものです。
そのためには、睡眠の質を高めて、なるべく睡眠時間を短縮するという選択肢もやむなしです。
それを可能にするには、『寝室の空気をキレイにする』という、ちょっとした工夫です。
今回は、睡眠をテーマに、寝室の空気をキレイにすることによる睡眠の質向上の効果を紹介していきます。
寝室の環境が睡眠の質に影響を与える
参考にしているのは、デンマーク工科大学で行われた実験で、14名の男女を対象にしたものです。
この実験は、簡潔に言うと、どれだけ空気が睡眠の質に影響を与えるかという実験です。
実験の内容ですが、参加者全員を以下のパターンで睡眠をとってもらい、睡眠の質の違いを調査しました。
- 換気をした部屋に1週間睡眠をとってもらう
- 換気の悪い部屋に1週間睡眠をとってもらう
換気方法は単純で、『寝る前にドアか窓を開けておく』と『専用のファンで換気をする』という2つのパターンです。
室温自体は、2部屋とも等しく調整されています。
研究チームが注目したのは「大気中の二酸化炭素量」で、当然ですが換気した部屋のほうが二酸化炭素の量は少ない状態です。
結果ですが、換気をした際は、以下のようなことが起きていました。
- 全員が「さわやかな気分になった」と回答した
- 睡眠の質も有意に改善した(GSQSを使用)
- 翌朝の気分も良く、眠気も少なく、集中力もアップした
- 論理的な思考力テストの成績も良くなった
換気を行うだけで、睡眠の質が改善されるのです。
研究では、二酸化炭素の濃度が重要と結論を出し、二酸化炭素量を減らすことがカギとなっているとしています。
研究者が言うには、
客観的に計測した睡眠の質と、主観的な寝室の快適さは、二酸化炭素のレベルが低くなるほど改善した。
といったように、人生の大半を睡眠で占めている以上、寝室の環境はキレイにしていった方が良さげです。
もし、寝室の空気を調べるのなら、以下のようなものがあるので試してみると良いですね!
↓ ↓ ↓
『Awair 空気品質モニタ― 計測器 温度 湿度 ワイヤレス』
基本的に窓をあけての換気が良いのですが、もし都心だと難しいかと思います。
その場合だと、空気清浄機を使うのが良いでしょう…。
↓ ↓ ↓
『ブルーエア 空気清浄機 Classic 205 25畳 花粉 ウイルス Wi-fi対応 200403』
二酸化炭素以外にも、ダニやホコリによるアレルギー反応によっても、僕らの体は炎症を起こしてしまいます。
ですので、寝室の換気を十分に行い、掃除もしっかりと行うことによって、睡眠の質を向上させられます。
自分自身だけではなく、寝室の環境にも気を配っていきましょう☆
【参考文献】
[The effects of bedroom air quality on sleep and next‐day performance]