人間関係は健康を左右するもので、その一環として僕のブログでは人間関係についても書いております。
恋愛にまつわることも範疇でして、そう言わないと「どうして鍼灸師が恋愛系のブログを書いているんだ!?」って言われるんで、チョコチョコこの文言をはさんでおります(笑)
さて、今回は「恋愛相手のスマホをのぞいてしまう人の心理」をテーマに話を展開していきます。
大体ですが、こんなことをしてしまうと関係が崩壊してしまうのが、世の常であります。データを紹介せずとも、こんなことをするのかいかがなものですが、専門家の見解を紹介しますので参考にしていってください。
のぞかれるのは、基本的にイヤですね(笑)
パートナーのスマホをのぞく「パートナーファビング」について
これは2022年のでして、恋愛関係にある男女346名を対象に、まずはパートナーがファビングを行う頻度を回答してもらいます。そして、自身が相手を監視する頻度(パートナーのメールを読むなど)も回答してもらいます。
この「ファビング」という現象ですが、海外でよく散見される言葉でして、簡単に説明しますと「会話中に相手を見ないでスマホばかり見ている状況」のことを指します。ファビングをすれば人間関係が悪化するのは当然ですが、この研究では「恋愛相手のスマホをファビングをすると相手にどんな影響があるか?」を調べてくれていて、「恋愛相手を監視したがる人ほどファビングされやすいのでは?」と考えたそうです。
結果なのですが、
- ファビングは非常に一般的な現象であることがわかり、女性の約93%、男性の約89%が、過去2週間に少なくとも1度は「パートナーからファビングをされたことがある」と報告した。
- 恋愛相手からファビングをされる回数が多い人ほど、その相手のスマホを盗み見る頻度が高い傾向があった。
ファビングには相手の監視行動を刺激する働きがあるようで、逆に言えば、スマホでなにかうしろめたいことをしている人ほど、相手にファビングをしないほうがいいそうです。
研究チームによると、
ファビングの問題は、恋愛相手の中に「パートナーから無視された」という感覚を植え付け、これが疑念の感情を誘発することである。そして、この感情がストレスや不安につながり、パートナーの情報をさらに収集しようとする行動を誘発する。
ほぼすべての人が、パートナーと過ごしている間にスマホを見るものの、この行為が2人の関係に悪影響を及ぼす可能性があることを認識しておく必要がある。
ファビングは思っている以上に相手に不安を与えるようで、行動には十分に気をつけた方が良い!…っていう感じ。
ただ、どうしても恋愛相手と交遊しているときに、スマホを操作しなければならないことがあります。その際、研究チームは「相手とのコミュニケーション中にスマホを見る際は、なぜその時にスマホを見ているのかをパートナーに説明する、その行動にパートナーを参加させると良い。」とアドバイスしてくれています。長続きする恋愛関係においては、自身の行動の透明性が大事なので、スマホを操作する理由を伝えてあげましょう☆
【参考文献】
[Phubbed and curious: The relation between partner phubbing and electronic partner surveillance]