「運動だけでは痩せられない!」は、常識レベルの内容で、基本的にダイエットは食事がメインになっております。
運動で消費されるカロリーは多くはないので、あくまでサポートという役割を担う形になります。
とはいえ、カロリー制限をしていると、筋肉が落ちやすくなります。実のところ、ダイエット中に運動をすることのメリットとして、ダイエット中の運動は筋肉を落とさない効果があるそうなのです。
ダイエッターや筋肉を落とさずに脂肪を落としたい方は、どうぞ参考にしていってください♪
ダイエット中の運動介入による筋肉の変動
これは2022年に出た実験で、「過体重」と判定された141名の女性を対象に以下の3グループに分かれてダイエットに励んでもらいました。
- カロリー制限のみ
- カロリー制限と有酸素運動の組み合わせを週3回
- カロリー制限と筋トレの組み合わせを週3回
実験期間は1年で、1年通して対象者全員の体脂肪や筋肉の変化をチェックしていったそうです。
結果なのですが、
- 筋トレグループは脂肪量が低下し、筋肉量も増加した
- カロリー制限のみグループは、体重減少の9.7%が除脂肪体重(≒筋肉)だった。すなわち、カロリー制限のみでは筋肉が大幅に減少してしまう
- 有酸素運動グループは、カロリー制限のみグループより筋肉が落ちなかったものの、筋トレグループよりは筋肉が落ちてしまう
以上のことから、運動+カロリー制限を組み合わせることで、体脂肪だけを減らせる確率が上がるようですね。反対に、カロリー制限のみでは筋肉がおもいきり減ってしまうので、カロリー制限をする際は、十分な注意が必要です!
なので、ボディメイクなどで体脂肪を落としていくときは、カロリー制限に筋トレを付けたしてください。
筋肉が付くかはわかりませんが、少なくとも、筋肉を落とさずに維持することが可能でしょうね☆