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将来への不安が強い人へ贈る、その原因と対策

将来のことを考えると、どうしても不安になってしまうのは、仕方がありません。

僕の場合、現在の積み重ねが将来を作ると考えているので、どうなるか分からない将来のことへ悩む暇があったら、とにかく今を頑張ろうと思っております。もちろん、まったく気にしていないわけではないのですが、それでも前へ進んでいれば、どうにかなりますし、どうにもならないものはどうにもなりません。

今回は、そんな将来がどうしても不安になってしまう人の原因と対策について、論文を通してお伝えしていきます♪

 

 

将来への考え方と自尊心

 

これは2025年に出たヨーク・セントジョン大学が発表した研究で、大学生68名(女性49名、男性14名、ノンバイナリー5名、平均年齢21.16歳、標準偏差5.04)を対象に調査がおこなわれました。

その調査の内容は、次のようになっております。

 

  1. 全般性不安(GAD)と自尊心を評価する調査用紙に回答してもらう
  2. 被験者が思う「恐怖している将来の可能性」を文章で書き、その可能性がどれだけ現実に感じられるかを評価してもらう
  3. 上記2つを分析して感性性を評価する

 

このようにして、不安感が強い人が、脳内でどのようなイメージをしているかをチェックしていったそうです。

 

結果ですが、

 

  1. 不安感が強い人ほど、自尊心が低いことがわかった
  2. 不安感が強い人ほど、「恐怖に見舞われている将来の自分」のイメージが明確だった
  3. 自尊心が低い人ほど、「恐怖に見舞われている将来の自分」のイメージが明確だった

 

といった、当然といえば当然のデータが得られたそうです。

流れとしては、自分が思い描くネガティブな将来のイメージがより鮮明で、その影響で自尊心が低下してしまう。それにより、不安感が増大していくというところでしょう。不安感が強い人は、ネガティブな将来を、必要以上にリアルに想像してしまうのでしょう…。

 

そして対策なのですが、この研究では、いままでの考え方を反対方向にする提案をしております。いままでは、「不安があるから自然と怖い将来を想像してしまう」とされていましたが、今回の結果から察するに、怖い将来のイメージが自尊心を低がさせ、不安を募らせるというのが順番として正しいのだろうということです!

これだけ聞くと「それはわかったんだけど、具体的にどうすればいいんだよ!?」ってなってしまいますが、研究チームはちゃんと対策方法も試験しておりまして、ここでは「ベスト・ポッシブル・セルフ」という技法を提案してくれております。

その技法ですが、

 

  1. 自分が思い描く理想的な将来像を、なるべく具体的に書き出していく
  2. 人生が最も良い方向にいった将来をイメージする

 

この一連の流れを5~10分ほどするだけで大丈夫だそうです。この技法を実験したところ、「怖い将来」を書いたあとに実施したら、不安感が有意に低下したそうでして、特に不安感のレベルが高かったグループでも効果があり、強い不安に悩まされる人にはオススメの技法ですね☆

 

 

【参考文献】
[Anxiety and Future-Self Clarity: Can Future Thinking Influence Self-Esteem?]

 

 

 

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