髪の毛については男女ともに悩ましいものがあります。
今回は、育毛・美髪の手助けになる内容をお届けします。
毛髪にダイレクトに影響にあるであろうシャンプー…。
「何を使えばいいのかな??」
という疑問があるのかと思います。
自分の体質がありますし、どれが一番いいのかと買い物をするときには気になりますよね??
ですので、まずは確実に言える
「これだけは気をつけろ!」
をお届けしていきます。
いろいろと、専門的な言葉を一気に覚えるのは難しいものがあります。なので、ラベルに書いてあるこの言葉を回避するところから始めましょう。
≪Contents≫
『薬用』『抗菌』シャンプーは回避する
特に毛髪を気にされている人ですと、シャンプー選びには気を配るであろうかと思います。
私も、シャンプーには少しばかり気を配っていて、「女子力高い!」なんて言われてことがあります(笑)
毛髪を気にされている人もそうですが、まずは全員に言えることからお伝えします。
まず確実にいえることですが、『薬用』シャンプーや『抗菌』シャンプーは避けて下さい!
日本において、『薬用』や『抗菌』と書かれているシャンプーには『トリクロサン』や『トリクロカルバン』が含まれており、それが人体に悪影響を及ぼしてしまうからです。
2013年、アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration、FDA)は、抗菌せっけんを長期間使用した場合の安全性について、製造業者により厳格な要件を課す方針を発表しました。
当時のアメリカでは、抗菌せっけんが普及する中、健康に及ぼす影響について懸念の声が上がっていたからです。
FDAによれば、抗菌作用をうたうハンドソープや食器用洗剤は、トリクロサンやトリクロカルバンといった化学物質を含んでおり、効果が証明できないならば、不必要にリスクをもたらす可能性があるからだと説明しています。
トリクロサントリクロカルバンは、いわゆる環境ホルモン的な作用があります。
いくつかの研究で行われた動物実験では、トリクロサンは甲状腺や女性ホルモンのエストロゲン、男性ホルモンのテストステロンなどの機能に影響を与える可能性や、一般的な抗生物質に対する耐性を強化してしまう可能性が指摘されています。
後に人体に対する影響を調べた研究でも、これらが人間にも害があることが明らかになりました。
石鹸でも殺菌効果は十分に効果がある
2016年にFDAは、トリクロサンやトリクロカルバンといった19種類の殺菌剤を含有する抗菌せっけんなどの販売を禁止すると発表しました。
ハッキリ言いますと、普通のせっけんと比較しても優れた殺菌効果があるとは言えず、健康に悪影響を及ぼすリスク“だけ”があると警告しています。
特に免疫系に打撃を与える恐れがあるとされていて、FDA医薬品部のジャネット・ウッドコック氏は以下のようにコメントしています。
「抗菌せっけんには細菌増殖を防ぐ効果があると消費者は考えているかも知れないが、通常のせっけんと水で洗うよりも有効であることを裏付ける科学的根拠はない」
「殺菌剤には、長期的に見ると『利益よりも損害になる』可能性を示したデータもある」
今回の販売禁止対象には、病院などの医療機関で使用されている手の消毒薬などは含まれていません。抗菌せっけんのメーカーには1年以内の対応が義務付けられていますが、問題となった殺菌剤の使用をやめる動きも既に始まっています。
FDAは次の言葉で今回の件を締めています。
「普通の石鹸と流水で洗うことは疾病を予防し、感染拡大を防ぐ上で最も効果的な方法の一つだ」
さらに言いますと、石鹸と水がない場合には、アルコール濃度が60%以上の消毒薬を使ってもよいと付け加えました。
病院や調理場といった、消毒が強く求められる場面以外では、つまり日常生活では全く添加物の入っていないただの石鹸くらいで十分だということです。
キレイすぎるのも問題がありますし、これくらいがベストですね☆
シャンプー以外にも含まれる抗菌成分
トリクロサンやトリクロカルバンは、医薬部外品の薬用石鹸・シャンプー以外にも、うがい薬や食器用洗剤、練り歯磨き粉に脱臭剤、手の消毒剤及び化粧品など、いろんなところで使用されています。
たとえば、汗をかいた後に使っている製品にも、これらの殺菌成分が使われていることがあります。
石鹸以上の効果はありませんし、
- 皮膚や腸内の有益な常在菌が殺菌される
- 甲状腺ホルモンや性ホルモンなどのホルモンバランスが崩壊する
- 免疫力の低下する
- 花粉症などのアレルギー症状が現れる
- 肝硬変や肝ガンのリスク増加する
といったデメリットが起こります。
若者に花粉症といったアレルギー症状が多いのも、この成分の影響がある可能性があると思います。
さらに、ホルモンバランスが崩れるため、肥満になりやすいのも、この成分の影響によるものかと思います。
それに、環境にもよくありません。
生活排水に殺菌成分が流れてしまうと、海や植物などといった生態系を壊してしまいます。それが巡り巡って人間は食べることになるので、最終的に僕らがそれらを口にすることになります。
殺菌成分が含まれる製品一覧
もしかすると、僕らが使っている製品の中に、必要のない殺菌成分が含まれているかもしれません。
以下がトリクロサンやトリクロカルバンが含まれている製品です。
以下の製品はあくまで調べたものです。
製品を買う際は、ご自身の目でご確認ください。
- 薬用石鹸ミューズ
- コラージュフルフル石鹸
- ビオレ u 薬用ハンドソープ
- ナイーブ薬用ハンドソープ
- メディキュッ 薬用ハンドソープ
- メディッシュ薬用ハンドソープ
- 薬用ピュオーラ歯磨き粉
- ディープクリア薬用歯磨き
- ガムデンタルペースト
- ギャツビーバイオコアデオドラント
- ローランド渋柿エキス配合石鹸
日本ではトリクロサンが多く使われています。
よろしければ、コチラのリンク先をどうぞ…。
以上のことから、僕らが殺菌をおこなうなら『普通の石鹸』がベストということです。
たとえば、シャンプーでしたらコチラが良いですね☆
↓ ↓ ↓
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トリクロサン・トリクロカルバンは根拠が乏しいし、むしろ体に悪いことが確定しています。
使う理由がありませんので、すぐにもこれらを回避しましょう!!
ヤバい製品の見極め方は、まずは『ラベルに書かれている含有物を見ること』です。
そこで、トリクロサンやトリクロカルバンが含まれていないものを選ぶことです。安直な考えで何ですが、あまりにも安いシャンプーやその他の製品には大体含まれていますので、ラベルを見つつもそれなりのものを選ぶといいかと思います。
体に使うものですからね…。
長期的に見て、いわゆる『良い製品』を選ぶことが安上がりの秘訣です(^v^)
【参考文献】
[Triclosan-containing antibacterial soaps neither safe nor effective]
[FDA issues final rule on safety and effectiveness of antibacterial soaps]
[Human fetal exposure to triclosan and triclocarban in an urban population from Brooklyn, New York]