今回は、現代科学も交えた漢方のお話をしていきます。
鍼灸や漢方も含めた『東洋医学』ですが、科学的にも合致していることがあります。その中で『鶏ガラスープ』についてお話をしていきます。
東洋医学は概念的なもので人体観察による臨床データが大半なのですが、信ぴょう性がでてきているのは嬉しいものです。
なので、確かな効果が出てくることが期待できますので、よろしければお試しになってください☆
ちなみに、僕も1度だけ作ってみたのですが、当然のごとく失敗してしまいました(笑)
なにやら専用の調理器具があるようなので、今度はそれで挑戦してみようかと思います。結構、料理が好きなもんなので☆
≪Contents≫
東洋医学による鶏ガラスープの効能
『鶏ガラスープ』と聞くと、コッテリしていてあまり健康的なイメージを持ちにくいものがあるかと思います。
しかし、鶏は古来より病人の滋養食として愛されています。
鶏には、以下の効果があるとされています。
- 滋養強壮
- 造血作用
- 新陳代謝の活性化
- 保温効果
- 『気』を充実させる
東洋医学には『五行説』というものがあり、鶏は『肝』に属します。
五行説については、後の記事でご紹介します(記事を書く順番を間違えてしまい、申し訳ないです…)。
なので、鶏を摂ることで、『肝』に関係したものを回復させることが可能です。
たとえば、肝には解毒作用がありますので、身体にたまった毒素を取り除くことができます。あとは、筋肉や血液の改善にも役立ちますので、気力を高めるには、とても優秀と言えます。
現代科学による鶏ガラスープの効能
鶏ガラスープは、科学的に見ても、実に健康に良い成分が含まれています。
- カルシウム、マグネシウム、カリウムなどのミネラル
- グリシン、プロリンなどのアミノ酸
- グルコサミンやコンドロイチン
- コラーゲン
今回ピックアップする成分「グリシン」と「プロリン」というアミノ酸は、どちらもDNAやタンパク質の合成に必要な存在です。
これは、体の成長や神経系の作用には欠かせないアミノ酸で、さらに鶏ガラスープはミネラルやアミノ酸は体に吸収されやすい状態になっています。ですので、体に負担がかかりにくく、スムーズに有効成分を吸収できるのもうれしい点です。
2017年の研究では、カルシウムやマグネシウムといった含有量はそれほど多くはないものの、カドミウムや鉛といった有毒ミネラルの含有量も最小レベルとのことです。まあ、有毒ミネラルの摂取はある程度は避けては通れないし、肝臓や腎臓が上手く機能していれば問題ないでしょう。
その点から、ミネラルに関しては、たまごや野菜と一緒に摂取し、栄養の底上げという形が良いかと思います。
2000年に医学雑誌『Chest』で掲載された内容によると、鶏ガラスープに含まれているグリシンとプロリンのおかげで、呼吸器系の炎症やリーキーガット症候群が改善することが可能だそうです。
リーキーガットが改善するということは、腸内環境がよくなるということ…。
免疫力がアップしますので、風邪をひいたときなどに鶏ガラスープを飲むと効果的かと思います。
また、他に含まれている成分により、
- 関節炎の改善
- 骨密度の増加
- 肌質や髪質の改善
といった効果があります。
育毛やアンチエイジング、アスリートにオススメしております(^_^)v
鶏ガラスープの効果を調べていくと、体という基礎を作り上げるのに必要な成分が豊富に含まれていることがわかりますね。鶏を形成するものを抽出しているといえますので、人体にそれが継承されるという感じでしょう。
鶏ガラスープが不健康なイメージがあるのは、多分ですが、ラーメン屋さんの影響があるのではないかという予想です。脂を加えていますのでカロリーも高く、加えた脂も良いものかはわかりません。あとは、塩分も加わっておりますので、脂+塩分による食欲増進が不健康なイメージを作り上げられてしまっているのでしょう(@_@;)
東洋医学の点でも最新医学の点でも、鶏ガラスープは私たちの強い味方です。
ですが、注意点が1つあります!
それは、市販のインスタントのものには糖分や余計な添加物が含まれています。あとは、製造工程で鶏ガラスープの効能がかき消されてしまっています…。
なので、自分で作ってみるのがいいですね♪
料理するのは気分転換にもいいので、心身ともにキレイになっていきましょー!
僕の調べたところ、こんなものがありますね~~…。
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【参考文献】