最近、Twitterで逞しい体をお持ちの方やトレーニングに励んでいる方からフォローを受けています(嬉)。
モテの健康をお届けしていたのですが、トレーニングの健康も同時にお届していこうかと思っています。見た目が肝心ですから、トレーニングすれば異性から注目はされるハズかと…!
そんなわけで、しばらくは美容・ダイエット・トレーニング・モテのネタを集中的に書いていこうかと思います。
あと、自分が鍼灸師であることを思い起こす為に、たまに東洋医学のことも取り上げます(笑)。
今回は『減量・ダイエット時に使えるメンタルテクニック』です。
減量やダイエットをしているとき、どうしても食べたい欲求に駆られることがあります。
僕らは意志力を使ってそれを制御するのですが、そうした際にやってくるのがイライラです…(*_*)
これがまた厄介で、余計に食べたくなってしまいます。
そういったストレスを感じることなく、スマートに減量・ダイエットに励めたら、きっと最短ルートで目標を達成できるかと思います。
どうぞ、今回ご紹介するメンタルテクニックを参考にしてくださいねっ!
≪Contents≫
ダイエットに適切な3つのメンタルテクニック
自分の意志力を振り絞ってダイエットに励むには、相当なストレスが心身に襲いかかります。
そのストレスに強い人や、既にダイエットが習慣化されているのなら別ですが、それ以外の人には辛いものです。
ここで紹介する3つのメンタルテクニックは、人間がもっている心理を活用して誰でも無理なくダイエットに励むことができます。
すぐに取りかかれるものばかりですので、どうぞご活用ください。
もちろん、すべて一気に使う必要はありません。1つ1つ使っていって、自分に合うものを見つけて下さいね♪
障害を作って誘惑から遠ざける
人間の心理として、ちょっとした障害があると、面倒くさくなって行動を断念したくなるというものがあります。
オランダのユトレヒト大学で、スナックが入ったボウルからの距離と、食べる量の関係を調べる研究がおこなわれました。すると、ボウルがすぐ近く(自分との距離から20cmほど)にあるときと比べ、遠くにある(自分との距離から70~140cmほど)ときのほうが、食べる量が少ないことがわかりました。
その他、わざと小さな食器を利用するのもアリです。
量が多く見えますし、おかわりするのが面倒になり食事量を減らせます。
健康的な食生活をする人と一緒に食事をする
人は環境に強く影響を受けますので、健康的な食生活をする人と一緒に食事をするのも効果的です。
たとえばミネソタ大学の実験で、友人3人組を部屋に招き入れ、3人のうち2人に、用意したクッキーを食べてもらうよう指示したグループと、食べないよう指示したグループの、残り1人のクッキーの食べた枚数を比較した実験があります。
この実験結果では、友人2人がクッキーを食べなかったグループの対象者のほうが、食べたグループの対象者より、食べたクッキーの枚数が少なかったそうです。
また、オランダのユトレヒト大学おこなわれた実験で、学生たちに果物を食べることの大切さを語って聞かせました。
クラスの大半である73%の学生が、実際に推奨量の果物を食べていると伝えられるグループと、クラスの少数であるわずか27%の学生しか、実際には推奨量の果物を食べていないと伝えられるグループに分けました。
その後1週間、学生たちに食べた果物の量を記録してもらったところ、期間中ほとんどの学生における果物の摂取量が増えていたことがわかりました。しかし、果物の摂取量が増えなかった学生たちは全員、クラスの少数しか推奨されている量の果物を食べていないと聞かされていたグループに属されていたそうです。
ストレスを発散させる
人はイライラすると糖質を摂りたくなってしまいます。
なので、イライラをため込まないように、なるべくストレスを発散させることが大切です。
2003年のスタンフォード大学の実験で、参加者の女性に対して敢えて動揺させるような議論をさせます。
その中で、感情を抑えてもらうグループと素直に感情を出すグループ、感情を解消する方法を実践してもらうグループにわけたところ、感情を抑えたグループのストレス反応が残ったままだったそうです。
科学的に有効とされているものが『筆記開示』です。
これはノートなどに、愚痴や不平不満を書いて自分が抱いている感情と距離を置き、客観視して感情を落ち着かせる方法です。
これだと他の人に迷惑をかけることなく、単純かつ確かな効果を発揮することができます。
ルールは特になく、思うがままに1日8~20分、4日ほどで効果を実感できるかと思います。
以上が、ダイエットに励む際に有効なメンタルテクニックです。
人間が持つ心理を活用することで、意志力に関係なくダイエットができるのです。
特別なほどに強靭なメンタルを持つ必要はありませんので、どんな人でもダイエットを成功させることが可能ですよ!
あと、個人的にやっているのは『頭の中で食事をする』です。
無性にコッテリしたものが食べたくなったとき、それを頭の中で済ませておくという方法です。
これは割と有効ですので、どうぞお試しください☆
また、1人ではダイエットがキツイのなら、どうぞ僕とセッションをしていきましょう!!
綿密に計画を立てて、健康かつキレイ・カッコいい体型を作れますゼ♪
【参考文献】
[Do distant foods decrease intake? The effect of food accessibility on consumption.]
[Minority talks: the influence of descriptive social norms on fruit intake.]