ダイエット時あるあるの、あの食欲の葛藤…。
実は『置き換えダイエット』なら、食欲に悩まされることなく痩せられる可能性があります!
いろんなダイエット法があるものの、その信ぴょう性にはいささか疑問符があるものがあります。
「とりあえずやってみよう!」と決意するなら、今回のダイエット法を実践していっても良いでしょうね。
どうぞ、参考に♪
『置き換えダイエット』の効果について
2011年に出たコーネル大学の実験がありまして、これは17名の男女(BMI±21.1)を対象に全体を以下の2グループにわけました。
- 昼食をミールリプレイスメントにする
- 制限なし
このミールリプレイスメントが日本で言う「置き換え食」でして、1日の食事のうち1食をダイエットフードに置き換える方法です。
日本では様々な種類の置き換え食が販売されていますが、アメリカでも様々な種類の商品が販売されているそうです。
この実験では、たとえば
- Chef Boyardee Pasta
- Smucker’s Uncrustables
- Kashi Bar
といったものが使われていたそうです。
今回の置き換えダイエット食品の栄養価ですが、平均1食で
- 200kcal
- タンパク質:7.2g
- 脂質:6.9g
- 糖質:26.4g
となっております。
この実験は、クロス−オーバー形式で取り組んでいます。
17名の被験者が「制限のない週」と「置き換えダイエットの週」の両方を交互にくり返し、すべての食事内容を研究所に提供され、被験者のデータを綿密に計測していったそうです。
結果なのですが、昼食のみ置き換えることで摂取カロリーを250kcal前後に落ち着かせることができました(当然ですけど笑)。
そして、それ以外の食事(朝食と夕食)にはほとんどなにも影響が出ていません。つまり、この実験結果で言いたいことは、昼食を置き換え食にして軽く済ませても、その後の食欲には影響が出ないということなのです!
1日のカロリー摂取ですが、通常の食事をした日の平均が2,057kcalなのに対し、置き換え日は1日平均1,812kcalまで低下しました。これを2週間ほど置き換えダイエットをした被験者は、特に食欲に悩まされることなく、全員が400gほど体重を落とすことに成功したのです。
研究者によると、
1日のうち1食のカロリー摂取を少しだけ抑えても、体重増加を予防することはできる。
そのひとつの方法として、昼食の摂取量を週2〜3回ほど制限することのも良いだろう。
多くの人は、「昼食の量はこれくらい必要だ!」というバイアスがあります。
なので、1食分の量が少なくなったとしても、食欲には影響は出ないようです。
また、研究者は『この実験からわかることは、「人体が正確に摂取カロリーを把握しているわけではない」ということだ。今回の手法を用いれば、理論上ではあるものの、1年で11kgの減量ができる可能性がある』とも言っています。なので、食べる量を誤魔化すために食器を小さくするダイエット法も有効ですし、このせいもあってか、カロリー管理が不得手な人って太ってしまう傾向がありますねぇ…。
少しずつ健康的に痩せるなら、置き換えダイエットは試していってもよろしいかと☆