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【名言?迷言?】スピリチュアル系格言大好き人間の特徴について

世の中には、いろんな名言・格言が存在します。
ですが、なかにはキラキラした超自然的すぎるお言葉なで存在しています。

今回は、『【名言?迷言?】スピリチュアル系格言大好き人間の特徴について』と題して、そんな格言についての1ネタをご紹介していきます!

 

 

スピリチュアル系格言を好む人の特徴

 

これは2015年に出たウォータールー大学の研究で、「スピリチュアルと知性」の関係について調査したものとなっております。

研究者が今回の調査をしようと思ったきっかけが、「New Age Bullshit Generator」というサイトの影響があったからだそうです。
これはスピリチュアル系の教祖様が言いそうな、電波的なありがたい迷言を自動的に作成してくれるすぐれもの。

1クリックするだけで

 

  • 使命に従うことはそれと一体になることです。

  • 私たちは成長し、存在し、生まれ変わります。

  • 可能性には探求が必要です。

 

という、なんてステキなお言葉を授かることができるのです♪
まぁ、もっともらしいことを言っていますが、いくつかのパターンを組み合わせて適当に作っているんしょうけどね(笑)

 

調査にあたって研究者は約800名の参加者を集め、全員に実在する名言と適当に作った迷言を見せて、自身が素晴らしいと感じた言葉を評価してもらいました。

たとえば、

 

  • 名言:濡れた人は雨を恐れない(ロシアのことわざ)
  • 迷言:全体が無限の現象を静める(スピリチュアル系によくある流行語を組み合わせた造語)

 

という感じ。
そのうえで全員に思考力テストをおこない、名言とスピリチュアル系の迷言の評価と比較していったというわけです。

 

その結果なのですが、

 

  • 27%の人は実在する名言とスピリチュアル系迷言を区別できなかった
  • 迷言を高く評価した人は、信仰心が高く陰謀論を信じるケースが多い
  • 迷言を高く評価した人は、「新生児は常に注意を払う必要がある」といった平凡な言葉にまで高い点数をつけた
  • 名言を高く評価した人は、言語的知性と流動的知性が高い

 

ということがわかったそうな…。
言語的知性とは言葉を用いた表現力のことで、流動的知性は論理的にものごとを考える能力のこと。つまり、スピリチュアル系迷言に魅力を感じる人は知性が低いと、この研究では結論を出しています。

研究者は、

今回の結果により、超自然的信念のデタラメにだまされる人が一定数いることがわかった。
単なる懐疑主義だけでは迷言を見破るには不足しており、ばく然としたデタラメを見破る洞察力が必要なのだ。

スピリチュアル系のデタラメに影響を受けやすい人たちは、直感的で数字や言語的知性、流動的知性などの認知機能も低い。また、哲学的なたわごとや陰謀論、宗教、超常現象などにも心奪われ、自然療法や代替療法といった根拠のない医学に手を出す傾向も高い。

 

 

とのこと。

鍼灸や整体をしている僕からすると、最後の文言には納得いかないですね。
何事も中庸が大事で、データ至上主義やスピリチュアル万歳など、極端に走ると多様性を見出せなくなると思います。

 

 

 

 

過去にも「宗教にハマりきっている人は知性に乏しい」ということも書きましたし、おおむねこの傾向にあるのかな?って思います。

とはいうものの、割とスピリチュアルも役に立つことも、過去のスピリチュアルに関するブログで書いております。
個人的には、人智を超えた存在を全否定するものではない!…とは思っています。

特別な力というものは、未だにあこがれている僕です☆

 

 

【参考文献】
[On the reception and detection of pseudo-profound bullshit.]

 

 

 

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