実のところ、僕は身体のゆがみに関することについては、あまりアドバイスはしておりません。
利き手や利き足や内臓などといったものの関係上、左右でアンバランスになってしまうのは当然の現象です。さすがに、極端にゆがんで体調不良やパフォーマンスが低下してしまったら話しは別ですが、さほど気にする必要はないと思っております。、それを証明するように、研究によっても正しいフォームを作っても腰痛が治ることがないことがわかっております。
今回は、そのことについて解説していきます。
正しいフォームによる腰椎への影響
これは2021年に出たカーティン大学などの研究でして、フォームと腰痛に関する過去のデータを再調査したものとなっております。
この研究で得られた知見をまとめると、
- 若者を対象にした大規模な調査では、世間では悪いとされるフォーム(背中が丸い、いわゆる猫背)などをチェックしても、背部痛や腰痛との関係が確認されなかった。
- 肉体労働者を調査した研究では、腰痛ではない人ほど、悪いとされるフォーム(背中を丸める姿勢)を取っている傾向があった。
- 反対に、腰痛罹患者ほど、世間では正しいとされるフォーム(背筋を伸ばした姿勢)を取っている傾向にあった。
- ある小規模な研究では、腰痛の症状が緩和した人ほど、いわゆる「悪い姿勢」である傾向にあった。
といったとおり、正しいフォーム・世間で言う良い姿勢と腰痛とは関係がないし、それどころか姿勢が悪い人ほど腰痛に悩まされていないことがわかったそうです。このことについては僕の過去のブログでも書いておりますが、僕の見解もはさめますが、どんなにキレイなフォーム・正しいフォームであっても、ケガをするときはケガをするものなのですね!
「では、腰痛になったらどうすればいいのか!?」ですが、まずは研究チームの見解を見てみると、
- ストレス対策をする
- 気分転換をする
- 疲労がたまったら、休養をとる
- 日ごろから、十分な睡眠をとる
- 日中によく身体を動かす
- 腰痛が不安になったら注意をそらす
実のところ、腰痛はメンタルの問題や睡眠の問題であることが多いです。
また、当然ですが、同じ箇所に何度も負荷をかけ続けると、ケガにつながります。なので、全体に負荷が分散するような動作を心がけるのが大切です。後は、僕が鍼灸整体師なもので、僕の鍼灸整体を受けると、腰痛が良くなりますよ☆