ストレスで老化が進行するのは常識で、アンチエイジングの基本の1つに、ストレスを溜めない・解消していくことが大切。
「お金がない！」や「時間がない！」といった欠乏感を持たないことが、アンチエイジングへの一歩です。
とはいえ、さすがにそんな器用にはいかないもので、どうしてもストレスをため込んで見た目年齢にダメージを与えてしまいます。でも、「ストレスで老けちゃった…」は、十分に挽回が可能だという話があります！
今回のブログを参考に、アンチエイジングに勤しみましょう♪
ストレスによる生物学的年齢のダメージの回復
これは2023年に出た観察研究で、新型コロナによって重症になった患者を対象に調査がおこなわれたものです。
方法は、対象者全員の血液サンプルを調べ、DNAメチル化レベルをチェックするという内容となっております。メチル化とは、肉体の老化レベルをチェックするのに用いられる指標でして、肉体年齢を調べるにあたり、精度としては信用のできるレベルとなっております。
この研究でわかったことは、
- ケガや病気などで重度のストレスを受けると、全員がその直後から生物学的年齢が増加する。
- しかし、生物学的年齢は流動的であり、ストレスレベルが下がれば、損傷した生物学的年齢は元のレベルに戻る。
いままでのデータのとおり、ストレスは肉体の老化の原因になるものの、後戻りが可能だということ。
ストレスの原因さえ解決できれば、それからストレスによる老化レベルなら元に戻ることができるのは嬉しいですね！
研究チームによると、
精神的および肉体的ストレスは、生物学的年齢を早め、生活の質を損なうことが、病院や研究の分野による見解である。しかし、この研究の結果によれば、ストレスからうまく回復することで、我々は老化速度を逆転させ、生物学的年齢を戻すことができることが判明した。
なので、キチンとストレス対策をすれば、老化は逆転できる！っていうことを強調されています。
いままでが、「ストレス老化は元に戻らない！」という結論を出しているデータがあったものですから、これは個人的に歓喜する内容ですね☆
【参考文献】
[Biological age is increased by stress and restored upon recovery]