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「メンタルを改善させたいっ!」と思ったときに摂ってみた方が良いものがコチラ!

「脳腸相関」という言葉がございまして、脳の状態を良くしたいのならば、腸の状態を良くした方が良いとされています。

昔から「メンタルを改善させたいなら、食物繊維を摂っていこう!」と言われていて、食物繊維を摂ることで腸内環境が整い、メンタルを良くするというわけですね。今回は、その食物繊維の中でも、「フラクトオリゴ糖を摂ることでメンタルが改善するかもしれない!」という説があることを話していきたいと思っております。

どうぞ、参考にしていってください♪

 

 

フラクトオリゴ糖によるメンタル改善効果について

 

これは2023年に出たRCTで、実験に参加してくれた92名の成人を対象に、軽度から中等度の不安とストレスを抱える人を選抜して実施したそうです。参加者は、以下のグループに無作為に分けられ、5週間の試験期間で状態をチェックしていきます。その上で、参加者全員の便サンプルを採取して腸内環境を分析し、 さらに様々な質問票で、メンタルの状態(胃腸の感覚や排便習慣、気分状態)も評価していきます。

 

  1. オリゴフルクトース(8g/日)+マルトデキストリン(2g/日)を飲む
  2. 2′-フコシラクトース(2g/日)+マルトデキストリン(8g/日)を飲む
  3. オリゴフルクトース(8g/日)+2′-フコシラクトース(2g/日)を飲む
  4. マルトデキストリンを飲む(10g/日):プラシーボグループ

 

検査していった結果ですが、次のようなことがわかったそうです。

 

  • どのオリゴ糖でも腸内のビフィズス菌が増加したものの、 フラクトオリゴ糖を飲んだグループは、2′-フコシラクトースのみ 飲んだグループよりも菌数が増加した。
  • フラクトオリゴ糖は、単独または2′-フコシラクトースとの併用により、プラシーボよりも抑うつと不安の症状が減少した。ビフィズス菌の量と抑うつ、不安、 ネガティブ感情、 ストレスホルモンの量との間に負の相関が報告された。
  • 介入による食物繊維を除いた1日の平均食物繊維摂取量は20gであった。

 

ということで、メンタルを改善させるなら、食物繊維の中でもフラクトオリゴ糖を積極的に摂取していった方が良さそうですね!

たとえば、発酵食品であるヨーグルトにフラクトオリゴ糖をかけて食べると、効果がブーストされそうな感じがして良きかと思います。僕はノーマークだったもので、挑戦して腸内環境をさわやかにさわやかにしたいものですなぁ☆

 

 

【参考文献】
[Inulin-type fructans and 2’fucosyllactose alter both microbial composition and appear to alleviate stress-induced mood state in a working population compared to placebo (maltodextrin): the EFFICAD Trial, a randomized, controlled trial]

 

 

 

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