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【20年の調査で判明!】ダメな自分を変える方法

「今のダメな自分を変えたい!」

一大決心をしたとして、どうすればいいのかがわからない…。
そんなことがあるかと思います。

今回は、ダメだと思っている自分の『性格』を変える方法について解説していきます。

 

結論から言うと、『運動』が科学的にも有効だと実証されています。

参考にしている論文では、「運動は性格を変えることができる!」と結論付けていますので、もし今のダメな自分を変えるなら、運動を始めるのが良いのかと思います。もちろん、僕とのセッションや鍼灸施術でも対応可能ですが、自己研鑽を続けている人がお読みになっている当ブログの読者は、自己管理をしっかりされているかと思います。

自己管理の他、僕の助力が必要でしたら、何なりとお問い合わせくださいませ♪

 

 

6000人の男女のデータで判明した運動と性格の変遷

 

2018年に出たフランスのモンペリエ大学による研究で、およそ6000人の男女のデータを使って20年かけて調査しております。

調査の仕方は以下のとおりです。

 

  1. 1990年代に40〜50代の男女約6000人を集める
  2. 全員に性格テストをおこない、毎日の運動量をチェックする
  3. 20年後に再び同じ性格テストをする

 

もちろん、他の健康レベルや生活習慣といったものも対象となっています。

 

大きな結論を述べますと、『普段の運動量が多くなるにつれて、ビッグファイブにおける誠実性、外向性、協調性、開放性が高くなる』ということがわかりました!

このビッグファイブというものは、科学的にもっとも信ぴょう性の高い性格診断で、性格を調査する研究で主に用いられています。簡潔に言ってしまうと「運動するほど良い性格になれる」ということです。たとえば、誠実性はビジネスや恋愛を成功させるために必要な要素ですので、とりあえずは運動はしておいた方がいいというわけです。

 

 

 

個人差や負荷について

 

深く掘り下げていくと、この研究で判明したことは以下のとおりです。

 

  • 元来の性格、年齢、知性、性別、健康レベルとは関係なく、運動によって将来の性格は変わる可能性がある
  • 運動による性格の変化は、環境や状況の変化(ex.「付き合う人間による性格の変化」や「重い病気による性格の変化」)などと同等のレベル

 

性格の半分は遺伝子によって決定されています。

この研究では「遺伝」や「10代の頃の性格」といった要素は考慮されていませんので、断言しきれる要素はありません。しかしながら、とりあえず運動によって良い性格になれる可能性は十分にあると言えます。

一般的に、元来の性格は変わりにくいというのが科学での通説ですが、運動によってダメな自分を改善できる可能性がありますので、実践するには十分だと思います。健康に良いのは間違いはないので、性格とは別にプラスにしかなりませんし☆

 

具体的な負荷に関しては、どんな負荷の運動でも性格は変えられるようです。

「早歩きレベルのウォーキング」といった低負荷の運動でも、「筋トレやHIIT」といった高負荷の運動でも、効果に変化はなかったそうです。「運動は苦手だなぁ…。」という人でも、なんでも良いから身体を動かしていこう!…ということです。

運動が正確に良い影響を与える理由については分かっていません。

しかし、数々の研究で運動はメンタルの改善やIQの上昇といった、脳に良いということはわかっています。なので、運動で良い性格になれるのは自然の流れだと思いますね。
研究者によると、

今日からちょっと運動量を増やすだけでも、数十年後にはあなたの性格にポジティブな影響を与えることができる。

 

 

 

 

今の自分を改善する・今よりも自分を高めたいなら、とりあえずは『運動』が必須ということです。

デキる人間は当然のように運動をしていますし、自己投資の為にも実践していきましょう。
運動が苦手でも、ウォーキングなどならお金もかかりませんし、負荷も軽いのでオススメです。

ダメな自分を変えるなら「まずは動く!」が一番です!

 

 

【参考文献】

[Physical activity and personality development over twenty years: Evidence from three longitudinal samples]

 

 

 

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