人間だもの、自分がカッコ良く・ステキに見えるアングルで撮るのは仕方がないものです。
研究って本当に面白いもので、『モテるアングルとは!』なるものまで調査してくれてもいます。
人の価値観は人それぞれですが、異性から人気を得たい人は一定数いますし、同性からの支持も集めたいと思うものです。そういった人の人生の満足度を上げる為にも、今回取り上げるテーマは、最終的には健康に繋がるかと思います。
どうぞ、参考までに☆
同性にも使える男女別『モテるアングル』とは
これは2017年に出たフロリダ州立大学の論文で、5つの実験をとおして「異性に対する印象戦略として、どの角度で写真を撮るのが良いのか?」というものを調査しております。
たとえば、、、
- 出会い系サイトとリンクトインから数百の写真を収集して、全体の傾向を調査する。
- 250名の学生に各自が自由に自撮りをしてもらい、どのような写真を撮るのかを調査する。
- 様々な角度の自撮りに対して「どのような印象を受けたか?」を調査する
などなど…。
調査していってわかった傾向としては、以下のとおりとなっています。
- 男性が男性にアピールするためのサイト(就職サイトなど)では、男性は自分の顔を下から撮る傾向にある
- 女性が女性にアピールするためのサイト(SNSなど)では、女性は自分の顔を正面から撮る傾向にある
- 男性が女性にアピールするためのサイト(出会い系サイトなど)では、男性は自分の顔を正面から撮る傾向にある
- 女性が男性にアピールするためのサイト(出会い系サイトなど)では、女性は自分の顔を上から撮る傾向にある
こういった傾向が起きる理由については、以下のとおり。
- 上からの撮影=若くて細く見え、幼い印象を与える
- 下からの撮影=支配的で男性的に見え、尊大な印象を与える
- 正面からの撮影=優しくて協力的に見えるが、印象としてはやや弱めになる
研究者によると、
上から撮影すると、目と額が強調され、若さと魅力が増強される。そのため女性は上から撮影することを好む傾向にある。事実として、女性は頭を倒したほうが魅力的に見えるからだ。
そのいっぽう、下から撮影すると、身長とアゴが強調されるため、支配的な印象が増強される。そのため男性は下から撮影することを好む傾向にある。
とのことです。
男性は異性の若さを最優先する傾向にありますので、女性が男性にアピールをする場合ですが、上から自撮りしたほうが事が有利に働くというわけです。基本的に、女性は上から撮った方が無難といえます。
反対に、男性はというと、実のところ下から撮影したところでモテ度はそれほど変わりません。
女性は彼氏として付き合うタイプと結婚相手として付き合うタイプを完全に分けていますので、要所要所で巧みに使い分ける必要があります(女性側からするとヒドイかもしれませんが)。
たとえば短期的な付き合いなら下から撮る、長期的な付き合いなら正面から撮る、などですね。
女性からすれば、男性が異性にアピールするために下から撮っているなら「短期的な付き合いを望んでいるのかな??」と推測することもできますね。
あとは、同性から賛同を得たいなら、
- 女性は正面から撮って「協力的ですよ~」とアピールする
- 男性は下から撮って「有能である!」とアピールする
という方法がよろしいのかと…。
写真を使った印象操作に、割と役立つ情報かと思います。
まあ、人間が持っている印象心理を無意識に使っている感じですので、客観的に確認できた感じかと思います。
そういえば、よく筋肉アピールする人って、下から撮ったり顎を強調した写真を撮っているなあ…。
やっぱり、無意識でそういうチョイスをするんですね~~。
【参考文献】