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チューブトレーニングがどれくらい有効なのか?…について解説

僕はチューブトレーニングが好きでして、割と好んで利用しているものです。
皆さんは、どうなのでしょうか?

トレーニングチューブはダンベルよりも断然持ち運びやすく(当たり前ですが笑)、場所もとらないところがまた良いですね。そこで、ちょっとした疑問がありまして、それは「チューブトレーニングって、マシンやダンベルと同じくらい効果があるのかな??」ということ。

今回は、そのことについて解説していきます☆

 

 

チューブトレーニングの効果について

 

2017年に出たノルウェー科学技術大学の論文で、29名の男女を対象にしたクロスオーバー試験があります。
この実験は、トレーニングチューブとトレーニング機器での多関節トレーニングの効果の違いを比較するためのもので、それぞれ以下の器具で筋トレをしてもらったそうです。

 

  • セラバンド
  • バーベル
  • ケーブルプーリーマシン

 

そして、多関節トレーニングの内容が以下のとおり。

 

  • スクワット
  • スティフデッドリフト
  • ダンベルロウ
  • ラットプルダウン

 

この実験では筋電図を用いて、両者の筋肉活性化レベルを比較していきました。
その結果が以下のようになっています。

 

  1. すべての多関節トレーニングにおいて、チューブトレーニングよりもトレーニング機器の方が優秀である
  2. しかし、スクワットを除く3種目は、チューブトレーニングと比較して僅差で有位だった
  3. スクワットに関しては、トレーニング機器の方が優秀な成績をおさめた

 

チューブトレーニングはトレーニング機器には敵わないものの、スクワット以外ならそん色のない効果だと思います。

また、2016年のメタ分析では、単関節トレなら「トレーニングチューブでもマシンと同等の効果がある」ことがわかっています。
なので、トレーニングチューブは、宅トレ派や外出先での筋トレにはうってつけのアイテムだと思います。

 

 

 

 

スクワットには難しいですが、ケガのリスクもほとんどありませんし、やっぱりチューブは好きですね!

最近は宅トレに専念していますので、自重トレや鍛錬棒メインでおこなっています。
実はトレーニングチューブが切れてしまったので、新しいものを買い替えようと思っているところ…。

早く買っておこう♪

 

 

【参考文献】

[Multiple-joint exercises using elastic resistance bands vs. conventional resistance-training equipment: A cross-over study]

[Muscle activation comparisons between elastic and isoinertial resistance: A meta-analysis]

 

 

 

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