ちょっと前にキラキラネームが話題になりましたね。
キラキラネームに関しては追々話していくのですが、名前にはいろいろと不思議な力があるのでしょうか…。
なにやら、「人間の外見は名前に影響されている?!」という論文がありますので、今回は、それについて解説していきます。
果たして、『「名は体を表す」という言葉は科学的に正しいのだろうか?』。
確かに「○○って名前っぽい(笑)」という冗談がありますが、真相やいかに!
名前による人間の外見の評価について
これは2017年に出たヘブライ大学の研究でして、まずは参加者に人物の顔写真を20パターンほど見てもらい、そのうえで「この人の名前は1〜4番のうち、どちらだと思いますか?」と質問をしていきました。
当然ですが、参加者は画像の人物の名前を特定できるようなヒントがない状態で質問しております。
純粋な直感のみで回答してもらうのですが、参加者の正解率は28%だったとのこと。適当に回答すると4択なので25%なのですが、適当よりも明確に精度が高かったことがわかったそうです!
論文では3つの実験がおこなわれていたのですが、いずれも同様の結果が出たようです。
人間の名前は、なにかの要素によって、顔の特徴を反映してると結論付けています。
研究者は、
我々は、人生の早い段階で我々に関連付けられているソーシャルタグ、つまり我々の名を調査する。
おそらく、名が持つステレオタイプが顔の外観に現れ、社会的認識は顔の外観に影響を与えているのではないだろうか?
皆が思い描く名前が持っているイメージが、その人の顔つきに現れたのかもしれませんね。
もしくは、両親が子供に名前を付ける際、「なんか○○っぽい顔をしているから○○にしよう!」といったノリで、名付けたという可能性があるということでしょう。
過去の研究でも、
- 2007年の研究では、研究者が「名前が持っているイメージの顔」を作成し、参加者にその顔の名前を答えてもらったところ、参加者も同様の名前を回答した
というのもありまして、世間が持っている名前のイメージが、その人に影響を与えている可能性があるみたいです。
もちろん、世間のステレオタイプがそうさせているだけなので、実際とは異なっていることの方が大きいとおもいます。なんせ、約70%は間違っていますし…。
といったことで、「名は体を表す」はおおよそ正解な感じです。
これも「皆が思っている名前から受けるイメージ」が、その人を形成させているからなのでしょうが…。
僕も「まなぶ」なので、「勉強ができそう!」みたいなイメージの顔に寄っていっているかもしれません。
僕は別に、勉強ができるわけではありませんけどね(笑)
とはいえ、たとえばビジネスで何か商品開発をしたとき、商品の名前に「世間のイメージと一致した名前」を付けるのは良い戦略かと思います。
親近感が得られるかもしれませんし☆
【参考文献】
[We look like our names: The manifestation of name stereotypes in facial appearance.]
[Who do you look like? Evidence of facial stereotypes for male names.]