知能の高さは、ちょっとした自慢にはなりますよね~~。
当然ですが、ないよりはあった方が良いものですよ!
年収を上げるのなら、IQ(知能指数)よりEQ(心の知能指数)が良いとされていますが、まずは基本的な頭の良さは欲しいものです。
今回は、手軽に『わずか1分』で僕らのIQを把握する方法をご紹介します。
あとは、IQの高い人の特徴の1つを取り上げていきます。
自分の頭の良さを知る&良くして、人生の質を底上げしていきましょう♪
≪Contents≫
そもそもIQとは
IQ(Intelligence Quotient=知能指数)とは、数字であらわした知能検査の結果の表示方式のひとつです。
この数値が高いほど知能(=論理的思考、抽象的思考、計画を立てる、問題把握・解決、言語や学習機能などの知的活動を含む心の特性)が高い、低いほど知能が低いということです。
この数値は、現在では「同年齢の人たち」と比べての知能の発達度合いを調べることを目的にしていてます。
中央値が100で、85~115の値に約68%の人口が集まっています。80を下回るとちょっとレベルが低い感じで、120を超えると、普通の人よりもスゴイ知能を持っていると言われています。
1分で正確にIQを判断する方法
2013年のロチェスター大学の実験で、まずは参加者たちに白黒のバーが動く動画を見てもらいました。
以下の動画が、ロチェスター大学がYouTubeで公開されているものです。
↓ ↓ ↓
このような動画を見つつ、参加者は「白黒のバーがどの方向に動いたか?」 を判断してもらいます。
後半に進むにつれて、バーの表示時間は短くなっていき、難易度が上がっていきます(汗)
このテストを受けたうえで、参加者は標準のIQテストを実行(WAIS-III)してもらいます。
その結果、白黒バーテストとIQテストの成績の相関係数が0.71だったということです。
研究では、相関関係が0.7を超えると「かなりの相関関係があり、信用性がとても高い」と判断されていますので、この動画を活用することで、IQの高さを把握することが可能だということです!
この結果を簡単にまとめると、モノの動きに敏感に反応できる人ほどIQの高いということになります。
小さなサークル内に表示された白黒バーの動きがわかる人ほどIQも高い傾向にあり、視覚的な動きへの鋭敏さが頭の良さと連動してるようです…。
研究者によると「頭の回転の速さは、動きへの反応と相伴っている。」ようでして、ヒトの動作を司る脳領域と、物事を柔軟に考える能力は近いところにあるとのことです。
ただし、この結果には注意点があります。
大きな画面で白黒バーが表示された場合は、IQテストの成績が良い人ほど、バーの動きを判断するのが苦手になる傾向があるそうです。
IQが高い人の特徴とは
この動画でIQがわかる理由ですが、このテストによって「バックグラウンドの余計な情報を取り除く能力」が判断できるからです。
車の運転を例に挙げていきます。
車の運転中に、突然子供が飛び出してきた場合、大事なのは「目の前の子供を避ける」という情報のみです。
このとき、子供を避けるために必要な情報を瞬時に集めることができる人がIQの高い人です。IQの高い人は、背景のビルや問題のない通行人は、避ける際にはうまく排除できるのです。
反対に、余計な情報をうまく取り除けない人は、そちらに気を取られてしまい、どうしても飛び出した子供への反応が遅れてしまうということです。
IQの高い人の特徴の1つは、情報のフィルタリングが上手く、瞬時に重要な情報に焦点を当て、より素早くて正確な判断ができるということです。
一般的に、頭の良い人が「頭の回転が速い」と表現されるのは、こういったことが絡んでいます。
研究者曰く、
これまでの研究によれば、人間の脳の一部は、視覚的な情報を抑制するために働いている。
知性は非常に幅広い概念なので、脳の一部を見ても計測はできない。
しかしこのタスクはとても簡単で、しかもIQと密接にリンクしている。また、人間の脳がどうすれば知性が高まるかについても、有力な手がかりを与えてくれるだろう。
いわゆる「頭の良さ」とは、いかにムダな情報を削ぎ落せるかが重要というわけです。
頭の良さを推し量るのはこれだけではありませんが、IQの高い人の特徴の1つに、瞬時に必要な情報だけを集めるというものがあります。1分で終わりますので、試してみると良いかもしれません…が、僕は挑戦していくうちに気持ち悪くなったので、終わったころには吐きそうになりました(笑)
すぐにIQを高くするのは難しいかもしれませんが、正確に判断するにはセルフコントロールを身につけるのが良いかと…。
定番ではありますが、瞑想や呼吸法といったものがあります。
そういったものも記事に取り上げていきますので、どうぞ楽しみにしてください☆
あとは、セルフコントロール含め体調管理には、僕の鍼灸施術がオススメですよー!
【参考文献】
[A Strong Interactive Link between Sensory Discriminations and Intelligence]