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MOBA系のゲームをするとIQが上がるかも?!

実は…というか、見た目通りゲームが好きなタイプの僕です。
隠すことはないのですが、スマブラが大好きで、今も昔も夢中になって遊んでいる人間です。

昔はよく「ゲームばかりすると頭が悪くなる!」みたいなことを親からよく言われたことがあったりしたものですが、最近の研究では、どうやらそうでもない様子…。
研究って本当に面白いもので、ゲームのこともしっかりと調べてくれているものなんですよねぇ。

今回は、そんなゲームにまつわることをお伝えしていきます。
どうぞよろしく!!

 

 

MOBA系のゲームとIQテストの結果について

 

ヨーク大学の実験で、男女のゲーマー56名を対象にMOBA系のゲームについて調査しました。
このMOBAとは「マルチプレイヤー・オンライン・バトル・アリーナ」の略称で、チーム同士で協力し合いながらチェスをするような感覚のものです。

この研究ではLeague of LegendsとDOTA IIを取り上げていますが、詳しくは動画を検索して調べてみてね♪

 

結論を言ってしまうと『League of LegendsとDOTA IIが上手い人ほどIQテストの成績が良かった!』というものです。
具体的には、この2つが上手な被験者はIQテストで上位15%に入る確率が大きく高く、明確な差が出ているという、驚くべき結果です。

研究者曰く、

 

League of LegendsとDOTA IIのようなゲームは複雑で、他人とのコミュニケーションが要求され、知的に高い負荷がかかる内容だ。
今回の研究は、これらのゲームのパフォーマンスが、知能を測る指標になり得るということだ。

過去の先行研究でも、チェスのような戦略型ゲームが優秀な人は、IQテストの結果も優秀であるという事実が確認されてきた。

私たちの研究は、いま数百万人が遊んでいるゲームでも同じ現象が確認されるかを調べたものである。

 

 

厳密に言うと、MOBA系のゲームをすると頭が良くなるというより、あくまでMOBAがIQテストの代わりになるかもしれないということを、この論文では伝えています。
因果関係としては、「IQが高い人はMOBA系のゲームが上手い」というところですね。

また、研究者は「反射神経や正確性を第一に要求されるゲームとは異なり、MOBAは高い記憶力と戦略的な意思決定を必要とする。」と言っていて、MOBAと知性に高い相関に見られるのは、この点が大きな理由だとしています。

 

 

 

MOBA系のゲームと情報選択能力について

 

続いては中国電子科学技術大学の実験を紹介します。
この実験は健康な学生38名を集めて認知機能の変化をチェックしております。参加者の情報ですが、半分はLeague of Legendsが得意な人で、残りの半分はゲーム経験が半年未満の初心者だそうです。

実験の内容を簡単に紹介しますと、

  1. モニタに0.1秒だけ表示されるアルファベットを見続ける
  2. 事前に指定されたアルファベットが表示されたときにボタンを押す
  3. 参加者の脳をEEGで計測する

 

という感じです。
高速で表示される情報から必要なものを選択するテストでしょうか…。

 

結果なのですが、こちらも『League of Legendsが上手な人は、情報選択能力が高い!』ということがわかりました!

詳細なのですが、たとえば『「たくさんあるアルファベットから「A」と「B」を選択してください」』という指示を受けたとして、

 

  • 普通の人は、「A」を認識して0.1秒後に「B」が表示されたとしても正解を認識できない(0.2〜0.5秒の間隔が必要になる)
  • しかし、League of Legendsが上手な人は、「A」を認識して0.1秒後に「B」が表示されたとしても正解を認識できる

 

普通の人は続けて「正解」が出てくると2つ目の情報をうまく認識できないけど、ゲームがうまい人なら、その問題が起きないようです。

研究者によると、

今回の結果は、リアルタイムの戦略ゲームを長期的にプレイすることで、時間的な視覚の選択的注意力が上ることを示唆している。熟練したゲーマーは、連続する視覚的なターゲットの間で、限られた認知リソースを分配するのがうまくなっていた。

このようなゲームは、認知トレーニングのための強力なツールになり得る。

 

とのこと…。
この実験の目的が

「リアルタイムで戦略を立てるタイプのゲームは、注意力、感覚運動技能、チームワーク、戦略立案能力を必要とするため認知的な負荷が高い。近年の研究では、このようなゲームがうまい人たちは、視覚的な注意力が優れていることがわかった。

しかし、このタイプのゲームが視覚的な注意力の時間的要素に与える影響については、まだ十分に研究されていない。」

 

でして、見事に良い結果を導き出したというわけですね!

研究者が言うように、近年の研究でゲームによる脳機能の向上がわかってきています。
今回の研究ではゲームによって情報選択能力が向上することがわかったので、ゲームだからと侮ってはいけませんな~~…。

 

 

 

 

僕はゲームにハマりやすいもので、いつの間にか時間が経過している経験を何度もしています。

中毒性自体はあるのですが、脳機能を鍛えるには十分なツールなのかなぁ…と思っています。
上手くセルフコントロールできるなら、たまにはゲームをするのは良いと思っている次第です。

ゲーム好きには朗報な内容ですよね☆

 

 

【参考文献】

[Exploring the relationship between video game expertise and fluid intelligence]

[Action Real-Time Strategy Gaming Experience Related to Increased Attentional Resources: An Attentional Blink Study]

 

 

 

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