メニュー 閉じる

6,147本の映画から見える『大ヒットの条件』

僕はフリーランスの身なので、やっぱり人気になることはある程度必要なことだと思います。
まあ、僕の手の届く範囲の人たちのお役に立てればよいのですけどね☆

パーソナルトレーナーだったり、その他の人気商売をされている人なら、人気を得る方法を身に付けた方が良いでしょう。
かくいう僕が、そんな偉そうなことは言えませんので、恒例の科学的な人気を得る方法をご紹介していきます。

僕も、こういった類のことは勉強中なんですよ!
このブログをお読みの方は、どうぞ参考にしてみてください☆

 

 

映画のプロットを解析して判明した『売れる条件』

 

これは2018年のコーネル大学がおこなった調査でして、過去40年に公開された映画から6,147本を選抜したそうな。
そこから、以下のことをおこなっていきました。

 

  • アメリカでの各映画それぞれの収益をチェック(うち3,051本は世界での収益を計算)
  • IMDb(映画などのオンラインデータベース→リンク先)のユーザー評価、レビュー数をチェック
  • なんらかの賞を受賞したかとチェック
  • 全作品の制作費をチェック

 

そうしたうえ、それぞれの映画のスクリプトを文献解析して、以下のような手順で比較していきます。

 

  1. 映画の各シーンごとの感情的にポジティブとネガティブの単語のどちらが多いかをチェックする
  2. 感情の流れを時間ごとにプロットする
  3. 得られたデータを映画の収益や評価と比較する

 

この「感情の流れ」ですが、研究チームは以下の6つに分けています。

 

  1. 徐々に上がる:ネガティブからポジティブに向かうパターン。ex)ナイトメア・ビフォア・クリスマス
  2. 徐々に下がる:段々とネガティブに向かうパターン。ex)サイコ
  3. 一度下がってから上がる:ニュートラルな状態から一度ネガティブになり、ポジティブに向かうパターン。ex)ゴッドファーザー
  4. 一度上がってから下がる:ニュートラルな状態から一度ポジティブになり、ネガティブに向かうパターン。ex)ロング・エンゲージメント
  5. 上がってから下がり最後は上がる:ポジティブからネガティブに向かい、最終的にポジティブに向かうパターン。ex)ベイブ
  6. 下がってから上がり最後は下がる:ネガティブからポジティブに向かい、最終的にネガティブに向かうパターン。ex)リトルマーメイド

 

言われてみると、映画というか小説や漫画といった創作は、大体は上記のパターンに分類されますよね。

 

結果なのですが、もっともヒットにつながりやすいパターンというものが『一度下がってから上がる』パターンが全体的に多いことがわかりました!
このパターンがもっともメガヒット作につながるそうで、その傾向は恋愛モノやSFモノといったジャンルや制作費を問わないとのこと。要は、映画の必勝パターンだそうです。

メガヒットになる理由ですが、研究者によると、このタイプの映画が「好かれやすい」からではないそうです。
一度下がってから上がるパターンのプロットは、他人に話したいという衝動に駆られ、その衝動が口コミに繋がりやすいと結論付けています。

口コミは映画どころか飲食、はたまた鍼灸や整体も大事ですからね。
体験してくれた人が、いかに広げてくれるか!…でしょう。

 

研究者によると、『顧客の趣向を感情分析してマッピングしていけば、顧客が真に望んでいるものにフォーカスしたビジネスを可能にするだろう』と予見しています。

どんなに論理的に考えていっても、人間は最終的に感情で判断します。
この結論に賛否はあるかと思いますが、この考えはいろいろなものに応用できるかと思いますね。

この研究では、各映画のジャンルや制作費によって王道パターンが変わってるとのこと。

 

  • 一度上がってから下がるパターンは、制作費が低い映画に向いているが、その反面、制作費が高い映画には向いていない
  • SFモノやミステリーモノ、スリラーモノの場合、徐々に上がるパターンはヒットしにくい
  • コメディの場合、徐々に下がるパターンはヒットしにくい
  • 下がってから上がり最後は下がるパターンは、映画賞などの受賞には繋がりにくい

 

 

 

 

といった感じで、以上が映画から見える『大ヒットの条件』です。

人間はストーリーに惹きつけられるものでして、これはビジネスなどにも応用できると思います。
活用していくのなら、たとえば

 

  1. なにげない日常をおくっていた自分。
  2. ある日突然、□□といった不幸が…
  3. 絶望の日々だったある日、○○というものに出会った!
  4. ○○のおかげで、未来が明るくなりました!!

 

…的な感じです。

やっぱりどこかでみたことがある展開になるのですが、それはまさに売れる王道パターンだからでしょうな。。。
とはいえ、これは過去の映画のメガヒットをたたき出した結果が物語っていますんで、相手の心を動かすには無難ですよね☆

 

 

【参考文献】

[The Data Science of Hollywood: Using Emotional Arcs of Movies to Drive Business Model Innovation in Entertainment Industries]

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です