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チクチク攻撃する人について調べたのでご覧くださいませ♪

ダイエットや筋トレなどの記録をSNSに投稿したとして、ポジティブな反応をしてくれる人もいれば、その反対の行動をとる人もいます。

現実世界でも、やたらとチクチク攻撃してくる人がいますが、一体、そういう人がどういう心理状況なのかを把握しておいて損はないかと思います。基本的に、無視をする・なるべく関わらない方が良いのですが、どうしても目に入ってしまうもの。

理由を知って、慈愛の心で軽くあしらっていくのが無難でしょう。

 

今回は、嫉妬する人やチクチク攻撃してくる人の特徴を簡単にまとめましたので、お読みになって把握するところから始めましょう。

後日、無視する以外の方法も取り上げていく予定でいますので、その時をどうぞお楽しみにしてください。
攻撃する側も、そんなに嫌なら関わらなければ良いのですが、自分側から相手を変えることはできません。なので、自分たちでできることをしていきましょう。

チクチクしてくる人も、嫌なら関わらなければ良いのに…。

 

 

チクチク攻撃してくる人の特徴

 

今回は、やたらとチクチクして攻撃してくる人の特徴を、簡潔にまとめてご紹介していきます。

残念ながら、こういう人というのは、どうしても一定数存在してしまいます。
そのいった人の特徴を豆知識レベルまでに簡潔に落とし込んでいますので、サラッと読んでも理解できるようにしております。

まずは、どういった心理状況なのか、理解をするところから始めるというのが筋道でしょうね☆

 

 

 

ただ楽しんでいるだけのタイプ

 

以前のブログでもご紹介しましたが、単に他人を攻撃して楽しんでいる人というのが一定数存在します。

俗にいう『ダークトライアド』というものでして、遺伝子レベルで相手を傷つけずにはいられない人がいます。
以前のブログをお読みになっていただけると理解度が高まりますが、以下のような特性を持っています。

 

  • マキャベリアン=目的のためなら手段を選ばない(平気で人を騙す、他人を操るなど)
  • ナルシシズム=自己愛が異常に強い(自分が正しいなど)
  • サイコパシー=他人への共感や後悔の感情がない

 

これに『サディズム=他人を苦しめることで快楽を得る』が加わり、『ダークテトラッド』とも呼ばれることがあります。

こういう人たちは根底からヤバい人たちですので、基本的には関わらない方が人生の質が高まります。
関わらなければならないときは、最低限にとどめておくことをオススメしております。

 

 

 

他人の不幸を喜ぶタイプ

 

他人の不幸を見て快感を得るタイプという人も、残念ながら一定数存在します。

専門用語で『シャーレンフロイデ』といいまして(ちなみにドイツ語です)、直訳すると『加害の喜び』です。
日本の諺にある『人の不幸は蜜の味』にあたりますが、この感情はどの世界でも存在するといえますね。
たとえば、大金持ちが失墜したのをみて大喜びする人が、まさにそれです。

エモリー大学が出した過去の文献レビューによりますと、このシャーレンフロイデを3パターンに分類しています。

 

  1. 区別系:人間は特定のコミュニティに所属しているのが基本の生き物で、相対するグループに不幸が起きることで快感を得るタイプです。
  2. 競争系:自分と競争相手である人への嫉妬が原因で起こる感情で、特に同タイプで近しいレベルだと思っている人を不幸に陥れ快感を得るタイプです。以前に書いた悪性の嫉妬が、これに同等と言えます。
  3. 正義系:自分の価値観の中による正義の名の下で、相手を不幸に陥れて快感を得るタイプです。日本の不倫バッシングは、おそらくこのタイプに属します。

 

①は自分のグループを鼓舞させるには必要なことかもしれません。

②に関しては、自分自身で改める必要があるマインドで、これは当人の問題でしょう。
おそらく一番厄介なのが③で、自分は正しいことをやっていると思い込んでいますので、改善は難しいでしょう。

 

 

 

睡眠不足のタイプ

 

単純なことですが、睡眠不足は健康面以外にも人間関係を破綻させるきっかけになります。

たとえばカリフォルニア大学の論文で、78組のカップルを対象に2週間にわたって日々の暮らしを細かに記録してもらった調査があります。
その中で、以下のポイントをチェックしていきました。

 

  • 期間中の口論の回数はどうなのか?
  • 睡眠の質はどうなのか?
  • 食事の内容はどうなのか?

 

などを調査して、データを回帰分析していきました。
その結果、カップルの口論の回数は睡眠不足と強い相関関係があることがわかりました。

普段は温厚な人でも、たった一晩だけ睡眠不足になっただけでも口論になる確率は劇的に上がってしまうとのことです。睡眠不足は共感能力や認知機能の低下、不安障害など、脳の機能全般が鈍ってしまいます。

物わかりの良い人に関しては、グッスリ眠るようにアドバイスすればなんとかなると思いますね!

 

 

 

良い人のフリをして攻撃するタイプ

 

世の中には、良い人のフリをして懐に入り込んで攻撃してくるタイプがいます。

この特性は心理学の中でも研究が進んでいまして、こういったタイプを『カバートアグレッション(Covered Aggression)』といい、直訳すると『隠された攻撃性』です。

具体的には以下のような7つの特徴があります。

 

  1. 無知を装い曝露する:自分が知らないフリをして、他人の恥ずかしい秘密をワザと曝露する攻撃です。「あれっ、これって話しちゃダメなやつだっけ?」といった類です。
  2. 罪悪感や恥を植え付ける:善意を装って相手に一方的に利益を与えて罪悪感を与えます。「いいの、私が勝手にやったことだから♪」といった類いです。
  3. 都合が悪いことは回避する:問題に対してはぐらかしたり、ぼかしたりして曖昧にする。「そのことはちょっとわからないなぁ…」といった類いです。
  4. よくウソをつく:適当なウソではなく、核心を曖昧にした事実を織り交ぜたウソをつく。ばれそうになっても「実は良く覚えていないんだよね…」と誤魔化します。
  5. 被害者を装う:自分のミスを環境や偶然、相手の解釈の違いによる被害者だと強調して、人の罪悪感や同情を買おうとする。「わざとじゃないんだ!君なら信じてくれるよね?」とった類いです。
  6. 自分のミスを矮小化・正当化する:自分が犯した問題を相手のことを思ってと正当化したり、大したことではないとして小さくしようとします。「あなたのことを思ってやったのだから、許してよ…」といって罪から逃れようとします。
  7. 急に怒りだす:上記の方法で上手くいかなったとき、怒りだす・泣きだすといった力業で対処しようとします。

 

基本的に、カバートアグレッションの特性を持つ人は、相手をコントロールするために行動を起こします。

表向きは善人のように見える分、対処に困るのがこのタイプです。
じっくりと人間関係や社会的地位を攻撃してきますので、つかず離れずの関係を保つことが大切です。

 

 

 

 

こういったことが、チクチク攻撃してくる人の特徴です。

睡眠不足の人に関しては、ゆっくり休養をとるようにアドバイスしたり、深い話し合いを避けるといったことをすれば解決すると思います。
ですが、それ以外の3つは、基本的にヤバい人の特徴です。性格の半分は遺伝子で決まると言われており、攻撃性の高い人は、どうしても存在してしまいます。

そういった人の対策も、このブログでご紹介していきますので、お見逃しなく!

 

 

【参考文献】

[Schadenfreude deconstructed and reconstructed: A tripartite motivational model]

[The Role of Sleep in Interpersonal Conflict: Do Sleepless Nights Mean Worse Fights?]

[ジョージ サイモン (著), George Simon,Jr. (原著), 秋山 勝 (翻訳:『あなたの心を操る隣人たち』)]

 

 

 

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