実のところ、僕はマッチングアプリは使っていません。
たぶん、僕が使ったところで、まったくマッチングする可能性がないと思うので(笑)
あとは、こういったオンライン上のプロフィールというものは、ウソがまん延しているのが常です。
些細なウソなんてものは、誰しもがつくものなので、仕方のないことです。とはいえ、それで「思っていたのと違うな…」となってしまったら、限りある人生の時間を消費してしまったことになります。
そこで、今回はちょっとした小ネタで「マッチングアプリなどのプロフィールでよくみかける4つのウソ」について解説していきます。
オンラインデートのプロフィールにおける嘘
これは2007年に出たコーネル大学の論文でして、Match.comやYahooパーソナルなどのマッチングサービスから男女80名分のサンプルを収集し、プロフィールの内容と実際のスペックを分析していったものとなっております。
たとえば、
- 身長
- 体重
- 年齢
といったものがオンライン上に掲載されていますが、現実の人物とどれだけ正しいのか、どれだけかい離しているのかを比較していったという内容です。
まずわかったことですが、「全体の90%のプロフィールには、なにかしらのウソをついていた」ということ!
とりあえず、マッチング系を使っているほぼ全員が、1つ以上のウソをついていることになりますね…。
マッチング系のウソには法則性がありまして、具体的に4つの傾向が見られるのだそうな。
- ウソをついている項目は表現が短い:人間の心理として、ウソから遠ざかりたい・触れられたくない性質があります。たとえば「犬がメチャクチャ好き♡」よりも「犬好きです」と書いてるほうがウソである可能性は高いです。
- 否定形になる傾向にある:上記と同様、人間はウソから距離を置きたがる性質があるので、「運動が得意です」と書くよりも「運動が苦手ではない!」と表記する傾向にあります
- 一人称が少ない傾向にある:これも、ウソがバレたくないからでる行動です。なので、「私は」や「僕は」といった一人称が不自然に少なくなります。あくまで海外のデータですので、一人称を多用しない日本では判別しにくいでしょう。
- 曖昧なポジティブ表現が増えてくる:ウソを信じてほしいからポジティブにふるまうという、人間の心理によるものです。「一度きりの人生、楽しんでいかなきゃ♪」や「ただいま自分磨き中!」みたいな、曖昧としたテンション高めなコメントがあります。
あとは、
- 男性の場合:身長についてウソをつく確率が高く、平均で1.27cm高く書く傾向にある
- 女性の場合:体重についてウソをつく確率が高く、平均で3.85kg軽く書く傾向にある
総括すると、基本的に「現実の自分と距離を置きたい!」という心理によっておきるウソが大半です。
本当の自分から切り離したい気持ちが強いため、具体的に書かず、否定的になり、一人称が減ってボンヤリとしたポジティブ表現で誤魔化してしまうのです。
ひとえに「距離感への欲望」からくるものなのですねぇ。。。
ということで、マッチングアプリなどを使う際、パッと見て「なんかボンヤリとしたプロフィールだなぁ…」と感じたら、たぶんウソをついていると思います。
こういう人と会うと、男性の場合は大体「ねぇ、○○ってビジネス知ってる?」なんて誘われて変な集会に連れていかれる可能性があるものです(笑)
そういうことも十分にあるので、マッチングアプリを使う際は、十分にご注意ください!
…ということを言って、使いたくない自分を誤魔化しています(爆笑)