メニュー 閉じる

レム睡眠が少ないと寿命が短くなる危険性があるらしい

睡眠不足が害悪なのは、ハッキリ言って常識です。

もはや「ヤベェ、忙しくて全然寝てないわ!」なんて言う人はいないハズで、太りやすくなるし集中力が低下するし、悪いことしかありません。
さらには「レム睡眠が少ない中高年は死亡率が高くなるかもしれない」という話もあります。

健康のためにも、睡眠は大切にしたいものです。

 

 

レム睡眠が少ないことによる死亡率の影響

 

これは2020年に出た論文で、中高年男性2,675名を10年以上も追跡調査した観察研究になっております。
まずレム睡眠についてですが、いわゆる「浅い眠り」のことで、およそ90分周期で発生しています。レム睡眠は、睡眠中に急速な眼球運動が起きる状態でして、多くの人は、このときに「夢」をみているとされています。

この研究での結論ですが、

 

  • レム睡眠が5%減少するごとに、死亡率が13~17%増加する
  • この傾向は、20年以上追跡調査を行った中高年の男女1,375名の別のコホートでも確認された
  • 数ある睡眠のステージのなかでも、レム睡眠がもっとも健康レベルと関係している
  • ガン死亡率についてはレム睡眠と有意な相関はなかった

 

研究チームによると、

数多の研究において、睡眠不足が健康に重大な影響を及ぼすことが指摘されている。
しかし、多くの人物が睡眠問題の兆候を無視し、十分な睡眠時間を確保していない。忙しく時間の流れが速い現代の生活では、睡眠は時間を奪われる唾棄すべきものに感じることがあるのだろう。しかし、この研究では、レム睡眠のレベルが低下するほど死亡率が上昇することが明確になった。

レム睡眠は死亡率の信頼性の高い予測因子であり、他の健康レベルを予測できる可能性がある。
レム睡眠を維持することができれば、レム睡眠が成人の死亡リスクを15%未満も減少させる可能性がある。

 

 

レム睡眠と健康には相関があり、これが健康の重要な指標になり得るということみたいです。
このことについては、添付データでも語られていまして、

レム睡眠の障害とαシヌクレインの蓄積による神経変性には、高い相関があることが広く認知されてきた。

同時に、レム睡眠とメラトニンの双方が加齢とともに減少するため、メラトニンがレム睡眠の調節と安定性に関与していることも示唆されている。しかしながら、レム睡眠と死亡率との因果関係を単純に決定するわけにはいかず、おそらくレム睡眠を減少させる特定の状態が死亡率に寄与する重大な役割を果たしている可能性が高いと考えられる。

 

 

このデータによると、加齢とともに睡眠ホルモンであるメラトニンが減少し、その影響でレム睡眠も減少することが指摘されておりました。だとすると、レム睡眠の減少が死期を早めるのではなく、高齢によって睡眠ホルモンが減り、それに伴ってレム睡眠が減った結果、死亡率が高くなったとみるのが良いのかと思いますね…。

当然ですが、単純に睡眠不足による体調不良もあるのでしょうけど(汗)

 

 

 

 

研究チームは「この結果は、レム睡眠の低下をもたらす睡眠時無呼吸症候群などを管理することの重要性を示している。睡眠障害や大きないびきを持つ人は誰でも、医師と相談することで恩恵を得ることができる。」とのこと。

死亡率増加の明確な機序は不明ですが、とにかくレム睡眠を改善する方向がベターです。
若者でも睡眠の質を落とさないよう心がけて、できるかぎり最適なパフォーマンスを維持するのが良いでしょうね!

なので、とりあえず過去のブログの

 

 

なんかを参考にしていってください。
他にも健康にまつわる話を投稿していますので、どうぞよしなに☆

 

 

【参考文献】
[Association of Rapid Eye Movement Sleep With Mortality in Middle-aged and Older Adults]
[Should Neurologists Be Concerned With REM Sleep Quantity?]

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です