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好意を持った相手を見るとき、僕らはどこに視線を向けがちなのか?

本日はハロウィンなので、人間関係や恋愛に関する話題を1つ提供します…。

巷で出回っている、いわゆる「脈ありサイン」のうち、視線にまつわるものがあります。
今回は、「好意を持った相手を見るとき、僕らはどこに視線を向けがちなのか?」について解説していこうかと思います。

どうぞ、よしなに♪

 

 

友好的・好意的による視線の動き

 

これは2017年に出た、ウェルズリー大学などの研究でして、105名のヘテロセクシャルの男女を集め、参加者全員に見知らぬ人の写真を見てもらい、同時に全員の目の動きを追跡していきました。さらに、その際に参加者に「この人と付き合いたいですか?」と「それとも友人になりたいですか?」と尋ねていったそうです。

すると、以下のようなことがみられたそうです。

 

  • 男女ともに、相手に好意を持っている場合、頭や胸をより多く見る傾向にある
  • 友人になりたいと思っている場合には、相手の足や脚をより多く見る傾向にある
  • 足、腰、臀部、胸などの体の中心への視線が多い人は、恋愛と友情の両方に関心がある傾向にある
  • 女性の場合、頭を見ると友情への関心が高いが、男性の場合、頭を見ると友情への関心が低くなる
  • 女性の場合、基本的に相手の頭部を良く見る傾向にある
  • 男性の場合、女性の胸と腰、臀部の部分を最もよく見る傾向にある

 

この結果に対して研究チームは、

人間は、自分の人生において他者に何を要求するかによって、他者の情報を異なる方法でスキャンしている可能性がある。

 

 

 

 

これは海外の研究なので、この結果がそのまま日本人に該当するかはわかりません。
なんせ、文化が違いますから、視線を向ける場所が異なる可能性があります。

正直なところ、この結果をもとに視線で「脈ありサイン」を判断するのは、難しいかもしれません。
結果のとおり、男女によって基本的な視線の方向が異なるので、「友情なのか?好意なのか?」がわからないのです。なので、一般的に広がっている脈ありサインにも言える「気になる相手がどのような行動をとる傾向があるのか?」を観察して情報を集め、それを基に判断するのがベストでしょう。

「○○だから△△だ!」と判断するのは、なかなか大変ですよ(汗)

 

 

【参考文献】
[Eye Movements When Looking at Potential Friends and Romantic Partners]

 

 

 

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