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フェイクニュースを信じる人は「実は良い人」なのかも?

フェイクニュースや陰謀論、占いを信じる人と言うのは、いろいろと傾向があります。
たとえば、

 

 

といったことを、過去のブログで書いております。
あくまでも、研究によってそのように言われていることを脚色なく書いていますので、どうか悪しからず…。

とはいえ、『フェイクニュースを信じる人は「実は良い人」なのかも?』という話もあるので、今回は、そのことに付いて解説していきます。どうぞ、豆知識として読んでいってください♪

 

 

無意味なものに意味を見出す「集団主義」とフェイクニュース関係性

 

これは2021年に出た、7つの研究をもとに「集団主義とフェイクニュース」の関係を調査したものです。

「集団主義」の定義とは、社会的なつながりを強く評価し、周囲に適合する姿勢を意味しています。
いわば、「周りに合わせることが重要だ!」と思っている人ほどフェイクニュースを信じるのでは?…という仮説の下で研究者たちは調査をおこなっているわけです。

具体的な調査内容ですが、

 

  1. アメリカ人を対象としたデータを分析して、「集団主義的な価値観」を持つ人が、どれぐらい星占いを信じているかを調査する
  2. 中国人を対象としたデータを分析して、「集団主義的な価値観」を持つ人が、どれぐらい占いや手相、風水を信じているかを調査する

 

…と、おおまかにいうと、このようなことをチェックしております。

集団主義とフェイクニュースの関係性をチェックしたところ、集団主義的な価値観を持つ人ほど、占いや風水、手相などを信じやすく、「Wifiが精子を破壊する」などといったフェイクニュースを信じる傾向にあることがわかりました。また、中国人はアメリカ人よりもフェイクニュースも信じる傾向が強く、これは集団主義的な価値観が強いためだと思われます。

このことについて研究チームは、

集団主義的価値観が強い人は、他者が伝達しようとしていることに自発的に注意を払う。
目にした主張はすべて他者が作成したものであり、それゆえに、あらゆる情報には意味を持つはずだと推定している。他者の伝達意図に対するこの強力で人間的な感受性が、陰謀論やフェイクニュース、疑似科学が拡散される理由であると推察されている。

 

 

つまり、フェイクニュースなどを信じる人は「相手がなにか情報を伝えようとしてるのだから、それには重要な意味があるに違いない」と思いやすいということ。

当然ですが、「集団主義的価値観は悪い!」という話ではないことを強く主張します。
社会的なつながりを大切にする傾向が強い人は、意識して自分がフェイクニュースに感化されていないか自身を確認すると良いかと思います。

いわゆる、重要な情報はキチンと伝えたい「良い人」の精神は、コミュニティの中で生きるためには大切ですからね☆

 

 

【参考文献】
[Seeing meaning even when none may exist: Collectivism increases belief in empty claims.]

 

 

 

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