現代医学において、ニキビの治療といえば抗生物質とレチノイドですね。
その他、僕の過去のブログでも取り上げていまして、
といったこともあるので、よろしければご一読を…。
今回は低糖質食をすると、ニキビが解消されるのでは!?…という話をしていきます。
ニキビでお悩みの方は、どうぞよしなに♪
低GI食によるニキビ改善効果について
これは2022年に出たRCTでして、中等度のニキビに悩む男性45名(年齢は18~25歳)を対象に、12週間の実験をおこないました。参加者を2グループに分け、片方には低GI食を食べてもらいつつ、抗生物質とアダパレン(レチノイド含有スキンローション)の治療も並行しておこなったそうです。
低GI食を簡単に説明しますと、「GI値の上昇が緩やかな食事」のこと。
もちろん、GI値が高い食品を摂取すると血糖値が急上昇し、急激な眠気などの症状があらわれたりします。人体に負荷のかからない、健康的な食事法という感じです。
12週間後、ニキビの重症度を評価していくと、以下のようになったそうです。
- 低GI食を併用したニキビ治療は、対照グループと比較して膿がたまった水ぶくれの数が減少した(9個減少 vs. 1個減少)。
- ただし、皮脂の毛穴づまりなどの数には変化がなかった。
- 総括すると、ニキビ治療と低GL食の併用は、ニキビの重症度を減少させたと判断できる(-2.1 vs -1.0)
といったことで、ニキビを治していきたいのならば、血糖値が上がりにくい食事を意識すると良い感じですね!
正直なところ、昔から「血糖値を上がりすぎないようにすると、ニキビはなりにくいよ!」とは言われていまして、それの再確認の実験みたいです。「低GI食品」をググると簡単に見つかりますので、実践しやすいですよね☆