健康をテーマにブログを書いているので、当然ながら睡眠のことを取り扱っております。
etc.
今回も、そんな睡眠の質について投稿していきます。
DHAやEPAといったオメガ3脂肪酸が、睡眠の質改善に役に立つかも?という話です。健康に良いのが当たり前となっているオメガ3脂肪酸、それが睡眠にも良いということを解説していきます。
どうぞ、参考に♪
DHA・EPA摂取による睡眠の質改善の効果
これは2022年に出た無作為化比較試験でして、66名の成人(平均53歳)を募集し、以下の2グループに分けました。
- 1日あたり576mgのDHA+284mgのEPAを摂取するグループ
- コーン油を摂取するグループ(プラシーボグループ)
そのうえで、睡眠の質や効率にどれほどの差が生じるのかを12週間かけて調査していったそうです。
この研究での結論ですが、
- DHA/EPAを摂取したグループは、プラシーボグループと比較して「夢をよく見る」と報告した。しかし、主観的睡眠の質に関するあらゆる指標にも差は確認されなかった。介入が終了した際の気分の改善にも、グループの差は確認されなかった。
- 試験が終了した際の睡眠効率は、DHA/EPAグループ>プラセボグループ(96% vs 93.7%)だった。
- 平均の覚醒率も、プラセボグループと比較して、DHA/EPAグループのほうが低くなった。
要約すると、「睡眠改善の効果が大きいとは言えないけど、睡眠効率(実際の睡眠時間/総睡眠時間)は変化する可能性がある」といった感じです。
だからと言って、「よしっ、だったらオメガ3サプリで睡眠改善だ!」とはいきません。
サプリメントのオメガ3は酸化している(もちろん、大丈夫なものもあります)ので、基本的にオメガ3は、食べ物から摂るようにしましょう☆