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身体に起きている原因不明の痛み、世界中でまん延している件

究極のところですが、基本的には、現代医学で解明しているものというものは、ほとんどありません。

野口英世博士曰く

人体組織の酸素欠乏はすべての疾患の疾患の根本原因である

 

というように、酸素欠乏いったものが原因だったりします。
なんなら、ストレス過多や疲労過多、栄養不足、運動不足、睡眠不足などといった、基本的なことが疾患の根本原因と言えるかもしれません。原因が解明されているものでしたら現代医学で対処するのが無難ですが、そうでないなら、いわゆる『生活習慣』を見直すことがベターです。身体やメンタルのことでしたら僕の鍼灸整体がベストですし、生活指導も承っております。

なにやら、身体に起きている原因不明の痛みが世界中でまん延しているとのことなので、今回のブログを参考に、僕の施術をご検討ください←直線的な営業(笑)

 

 

現代における慢性疼痛の推移

 

これは2023年に出た、2019~2020年の国民健康面接調査縦断コホートの成人を対象としたコホート研究です。

この研究では、参加者10,415名に「過去3ヶ月で原因不明の疼痛が起きたか?」を尋ねたものとなっております。
その結果、以下のようなことがわかったそうです。

 

  • 2019年と2020年の回答を比較したところ、1,000人年あたり約52件の慢性疼痛が新たに確認された。これは、高血圧、うつ病、糖尿病の新規症例の割合よりも大きく高いものだった。
  • 2019年に疼痛を発症しなかった人のうち、6.3%が2020年に新しく原因不明の疼痛を発症するようになった。
  • 50歳以上の人は若年層よりも慢性疼痛のリスクが高い。

 

あくまでアメリカの調査で日本人にそのまま該当するかはわかりませんが、謎の痛みに悩む人の数がメチャクチャに増えているようです。

ですが、慢性痛の問題は日本でも増加しているというので、先進国で多く見られる現象だと言えそうです。
研究チームによれば、

慢性疼痛については、それ自体が深刻な病気と言えるだろう。
また、人は身体の複数の部位にわたって慢性的な痛みを経験することが多いが、腰痛が最も多く、頭痛や首の痛みがそれに続く。

 

この問題について、まずは研究チームの見解としては、

 

  • 現在、慢性疼痛を治療するためには、イブプロフェンやアセトアミノフェンなどの軽い鎮痛剤の処方から始まり、それからオピオイドなどの強力な投薬に移行するケースが多い。しかし、オピオイドが常に有用なわけではなく、強い中毒性もあるため、対処法としては難点が多すぎる。
  • 慢性疼痛の治療に使われる他の方法としては、理学療法、心理療法、神経ブロック(痛みのある部位に麻酔薬や抗炎症薬を注射する)などがある。ただし、現在痛みに対する万能なアプローチはなく、研究不足の段階だと言える。

 

正直なところ、現代医学における明確な方法は解明していません。
基本的に「対症療法」になりますので、薬物療法や保存療法になります。薬物療法は上記のとおりリスクがあり、前回のブログでも薬物療法のリスクを書いたとおり、僕の視点ではオススメしておりません。

現代医学の視点では、次のような研究が進められていて、

 

  • 中毒性がない鎮痛剤の開発が進められている。このなかでは、痛感に関係する神経細胞の特定が有望で、その細胞の遮断や活動低下を促すことで、多くの人の痛みが改善する可能性自体は存在する。
  • 神経細胞を鎮める方法はあるが、最近は電極や磁石を用いて神経細胞を刺激する方法が有力視されている。このような方法を「末梢神経刺激」と呼称しており、脳や脊髄の外にある神経に沿って埋め込んだ電極から神経にパルスを送り、脳を錯覚させ痛みの信号を消失・弱体することができるようになってきた。
  • もうひとつの方法としては、「経頭蓋磁気刺激法」も効果があるとされている。これは、電磁コイルを用いて脳にパルスを送り、痛みの信号を隠すというものである。
  • その他、「脳を錯覚させて痛みの信号を下げる」という観点からは、認知行動療法も効果があると考えられる。認知行動療法では、自身の痛みに対して持っている思考や態度を変えることにアプローチし、脳の反応パターンを変更するという方法である。認知行動療法によって、ポジティブな姿勢を育て、治療がうまくいくと自分を信じることができれば、痛みのコントロールが成功する可能性も高くなる。
  • もっとも、850名の参加者を対象とした試験では、認知行動療法により痛みの度合いが減衰したものの、オピオイド薬の使用量が変わらなかったとの報告もあり、認知行動療法については、研究が必要である可能性がある。

 

全体的に見て、痛みを誤魔化すのが一番!…みたいな方法が羅列されている印象です。

基本的に痛みは自身に危険が迫っているサインなもので、それを解決しないと痛みはなくならないと思っています。現代医学の「痛みがある?だったら痛みを感じなくさせればいいじゃんw」みたいなノリで痛みを誤魔化すのは悪手でしょう。ストレスで痛みが感じやすくなっているのは、精神的な苦痛が身体に宿っているからで、それならストレスを解消して、ストレスの原因と向き合うのが一番でしょう!

そんなこともあり、僕なら鍼灸整体で心身にアプローチをして、それと同時に根本原因を探っていく道を選びますね!

 

 

【参考文献】
[Estimated Rates of Incident and Persistent Chronic Pain Among US Adults, 2019-2020]

 

 

 

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