僕も割と昼寝を摂るようにしていまして、仕事の為に頭をスッキリ働かせるという理由があります。
まあ、仕事のスタンスはいろいろとあり、一気に片付けてから何かしら楽しむという人もいます。
変に間延びするよりかは断然効率が良いですし、それが許される環境なら、それもアリですよね♪
仕事はパパッと終わらせて、その後の時間は有意義なものにするのが一番です☆
とはいえ、悩みどころが「意図しない眠気」です。
睡眠障害とはいかないまでも、眠気に襲われて、仕事の効率が落ちてしまうという経験がある人はいるもの…。
今回は、そんな眠気の原因が『とある食品の食べ過ぎである?!』という話をしていこうかと思います。
どうぞ、よろしくお願いしまっせ!
高脂肪食が昼間の眠気の原因かもしれない
2016年のアデレード大学のコホート研究で、1,815名のオーストラリア人を対象にした記録があります。
内容としては、1年間にわたり全員の食生活をチェックし、専用モニターで睡眠の状態をチェックし続けたというものです。
それにより、以下のことがわかったそうです。
- 脂質の摂取量が多い人は、少ない人と比較して78%昼間に眠気が強くなる確率が高かった
- 高タンパクと高炭水化物は日中の眠気と相関がなかった
- 低脂肪食の人たちの脂肪摂取量は、平均で1日58gほど(カロリー換算でおよそ500kcal)
結果からして明確に有意差が出ているのですが、どうやらデータを見る限りBMIの数値とは無関係の様子(=痩せているor太っているは関係ない)。
研究者の推測では、どうやらホルモンバランスの乱れが、この現象を引き起こしているとにらんでいます。
高脂肪食を続けると、レプチン(満腹ホルモン)の量が増えてグレリン(空腹ホルモン)の量が減ります。
その結果、オレキシンという睡眠と覚醒をコントロールする脳内物質の作用が乱れて、覚醒状態がくるってしまうという話なのです。
さらに、研究者が言うには
「日中の眠気は、体がエネルギー不足であるという証拠である。
しかも、激しい眠気は高脂質・高炭水化物食への欲求を増大させる。そうした貧しい食事がさらなる眠気を生み出し、負の連鎖を招いてしまう。」
補足しておくと、この論文では脂質の質を区別していない点があります。
なので、健康的な脂質(たとえばオメガ3)の摂りすぎでも同じ現象が起きるかどうかはわかりません。
とはいえ、この研究者の推測に沿うなら、どんな脂質でも摂り過ぎはよろしくはなさそうです。
なにごとも「過ぎたるは及ばざるがごとし」なので、タンパク質が少し多めのバランス食が良いんじゃないかなぁ~~。
【参考文献】