僕は、どちらかというと、ストレスでドカ食いしてしまうタイプ。
実のところ、過去のデータでも「うつ病の人は炭水化物をたくさん食べてしまう」といった報告が割とあります。メンタルの維持に糖質が必要な理由には諸説ありますが、そのうちの1つに、炭水化物を食べることで脳内のトリプトファンが増加し、それがセロトニンに変化してメンタルが安定するのでは?…っていう話です。
ということで、今回は『やっぱり、炭水化物をとらないとメンタルが病んでしまうのでは!?』という話をしていきますので、どうぞ参考に♪
炭水化物摂取量とうつ病の関係性
これは2022年に出た調査でして、メンデルランダム化という手法を使ったものとなっております。
メンデルランダム化についてですが、簡単に申し上げますと「観察研究から因果を推測する手法」という風にとらえておいてください。
この研究の内容ですが、
- 食事とうつ病に関係している遺伝子変異を照合する
- 炭水化物の摂取量に関係している遺伝子変異も同時に照合する
- 炭水化物の摂取量と、うつ病のリスクの関係性を評価する
要は、遺伝子変異を基に、炭水化物とメンタルの因果関係を調査しているわけですねぇ。
結果ですが、次のような結論に至ったそうです。
- 炭水化物の摂取量を1標準偏差(およそ335kcal)増やすことで、大うつ病性障害のリスクが58%低下する
- BMIが高い人ほど、炭水化物によるメンタル改善効果が減少する
やはり、炭水化物にはメンタルを維持する効果があるようで、メンタルが健康だから炭水化物を好んで摂取しているわけでないそうです。
当然ですが、過去のデータや今回の研究で「メンタルの安定には炭水化物だ!」というわけではありません。ですが、僕の個人的な心情では、「精神の平和を保つには、炭水化物って大切だよね~~。。。」と思ったりしています☆