「発酵食品は腸に良い!」ということで、納豆やキムチ、ヨーグルトなどを良く食べている方々が多いかと思います。
正に、健康法のド定番ということで、「健康のために何をしよう?」となったら、とりあえず発酵食品を食べるのではないでしょうか。腸内環境が整いそうだったり、便秘が解消されたりするイメージがありますが、実際に、本当に腸の健康に良いものなのだろうか?
今回は、そういったところを深掘りしていきます!
発酵食品が消化器系に及ぼす影響
これは2025年に出た系統的レビューで、19件のランダム化比較試験(RCT)を統合し、合計4,328名のデータをまとめたものとなっております。参加者には以下の発酵食品を食べてもらい、発酵食品がどの程度、腸の改善に影響するのかをチェックしていったそうです。
ちなみに、摂取期間は2~24週間だそうです。
- 牛乳(発酵乳)
- ヨーグルト
- チーズ
- ケフィア
- 米
- 豆乳
- キャベツ(ザワークラウトなど)
- キュウリ(発酵ピクルス)
今回の分析で得られた結論ですが、発酵食品を食べたグループは、以下の傾向が見られたそうです。
- 便の回数の増加
- 腹部膨満感の減少
- ガスの減少
- 便秘の改善
大方予想した通りの結果がでまして、ざっくりとまとめますと、発酵食品を摂取することで、お腹の調子が良くなることがわかったそうです。その一方で、腹痛には変化がみられなかったようで、お通じ関係には有効そうだが、痛みには効果がないと言えそうです。
「発酵食品は腸の健康に最適♪」という雰囲気が出ているものの、今回紹介したレビューには、メタ分析と言えど注意が必要です。証拠の精度がかなり低く、実験に使われた発酵食品の種類にバラつきがあり、菌の種類と量が統一されていません。「発酵食品がどれくらい有効なのか?」という明確な答えがでていませんので、「各自のお好みで召し上がりましょう♪」というのが現状でしょうね☆