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科学的にみて『オタク』はどんな特徴があるのかな?

前回のブログで『オタク』についてふれたので、今回もオタクを題材に話を進めていきます。

オタクと聞くと、皆さんはどのような印象を持っていますでしょうか?
ゲームやアニメはもちろんのこと、野球や美容、筋トレなどに関して突き抜けた知識をもっているのも、いわばオタクの部類に入ると思っています。

ちなみに「オタクといえば○○だ!」と決め付けしまうと、自分の知性の問題を露呈してしまうのでご注意を!

 

今回は、オタクのパーソナリティを論文ベースで解説していきます。

決め付けではなく、キチンとした研究からオタクの本質を調べていったものなので、ある程度の参考にはなるのかな?…と思いますね。もちろん、全員が全員、今回のブログのような性格をしているとは限りません。

ちょっとしたエンターテイメントとして受け取ってください。

 

 

オタクな人の性格の特徴

 

これは2015年のジョージア大学の論文で、2,354名を対象にオンライン調査をおこない、オタク趣味のレベルやIQ、ビッグファイブなどいった、性格や知能、メンタルや幸福度などに関したことを調べ上げていきました。

ここでのオタクの定義は、アニメや漫画といった類のものも含め『メディア愛好家(とある1つのジャンルを特別ひいきしてる)』としています。ミリタリー愛好家や特定のスポーツチームの熱烈の追っかけも、いわばオタクとしているわけです。

この調査によって、オタクの性格が把握できた部分があります。
オタクには以下の特徴がありますので、簡潔に紹介していきます。

 

 

 

ナルシスト傾向にある

 

研究者によると、

「ふくれ上がった自己イメージは、退屈な現実の世界と矛盾を起こす。この問題を解決すべく、オタクはゲームやファン同士の集会、その他のフィクションを利用する。オタク趣味は、肥大した自己を満たすための手段なのである。」

と推察しています。
また、オタク知識を学ぶために学術的なことはいらないし、博士号や資格、証明書といったものは必要ありません。そういったこともあり、オタクは専門家の地位を手に入れやすく、他人からの尊敬も手軽に集められます。

そういったこともあり、現実に不満が多いナルシストたちは、より簡単にほめてもらえる空想の世界にのめり込んでいくとされています。「現実逃避の為にオタクの世界に入る」という批判を耳にしますが、そこにはナルシシズムが隠されているとしています。

 

 

 

神経症的傾向が高い

 

研究によって、オタクは「神経症的傾向が高い=うつ病や不安感が強い」ことがわかりました。

研究者によると「オタク趣味は不快な体験から逃げるための手段として使えるため、うつ病になりやすい人たちを引きつけているのかもしれない。」と仮説をたてています。
うつとオタク趣味との因果関係が明確ではないものの、可能性としてはあるという具合でしょう。

 

 

 

クリエイティビティが高い

 

研究によって、オタクは空想傾向と統合失調症傾向が高いことがわかりました。
この2つの傾向の高さは、じつのところクリエイティビティ=創造性の高さと関係があります

2014年のオックスフォード大学の研究で、「コメディアンと精神病との関係性」を調査したものがあります。この調査では、コメディアンは妄想や幻聴といった統合失調症の傾向や躁うつ病の傾向が高かったそうです。

研究者によると、「コメディやユーモアを生み出すために必要な創造性には、統合失調や双極性障害(=躁うつ病)の認知スタイルに良く似ている。軽度なら、常識から外れた思考や変わったアイデアを生みやすくなる」とコメントしています。

ちなみに、調査でわかったコメディアンの特徴が以下のとおり。

 

  • 占いや超能力を信じやすい
  • 集中力が低くて気がそれやすい
  • 人付きあいの喜びや、身体的な快楽を感じにくい
  • 人との親密な付き合いを避ける
  • 衝動的で反社会的な行動をとる傾向にある

 

 

 

結晶性知能が低い傾向にある

 

研究によると、オタクは結晶性知能が低いという特徴があるそうです。

結晶性知能とは、知恵や判断力、機転のような人生経験を積むことによって養われていく知性のことです。
オタクレベルが高ければ、自ずと特定の知識が豊富になっていくと思われます。ですが、実際のところはそうではないようです。

研究者は「オタクは自分の趣味や知識を表現欲のはけ口に使っている」と仮説をたてています。
この研究では簡易バージョンの知能テストが使われていますので、これだけで「オタクは知性が低い!」と断定はできないと思います。

これは僕の考察ですが、意識高い系の人がやたらと横文字ばかり使って「デキる人間感」を演出しているのに似ているかもしれません。基礎は理解しているものの、物事の本質がわからなかったり、応用が利かなかったりしている、みたいなところでしょう。

 

 

 

 

以上が、研究によってある程度解明された、オタクと言われている人の特徴です。

これだけで、「オタクって~…」という風には言い切れませんが、オタクとナルシシズムとの関係性が強かったようなので、オタクにはナルシストが多いと言える模様です。ですが、追究する姿勢や集中力、クリエイティビティの高さは、純粋にスゴいと感じます。

何事も才能だなぁ~~☆

 

 

【参考文献】

[A Psychological Exploration of Engagement in Geek Culture]

[Psychotic traits in comedians.]

 

 

 

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