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【美肌・ダイエットを目指す人へ!】ココナッツオイルの良いところと選び方

アラサーである僕、はり・きゅう師のまなぶですが、やっぱりお肌やお腹などを気にするお年頃です。

たとえばお肌なら、以前にも書いたとおり、科学的に正しいスキンケアは保湿剤と日焼け止め、あとはシワ対策のレチノールくらいです。このあたりを徹底していって、僕らの美肌を保つことがオススメです。

あくまで科学的な話ですが、ほとんどの化粧品は信ぴょう性が乏しいので、お肌からダメージを守るにはワセリンが入ったものを選んで紫外線対策をするしかありません。あと、お腹周りのことなら、プチ断食をしていくと効率的に落とすことができますね…。

 

今回ご紹介する『ココナッツオイル』は、僕らの美容や体型などを良い方向に導くのに一役買ってくれます。

一昔前は「ココナッツオイルは毒である」という話があったのですが、研究を進めていくうちに、このようなことはないようです。すべて取り上げるには長すぎますので、まずは一部をご紹介していきます。

質の良いものは香りが良いので、僕は好きですね☆

 

判明しているココナッツオイルの可能性

 

まだまだ実証研究の段階ながら、ココナッツオイルには十分な可能性があります。

実験でそこそこの効果が確認されていますので、簡単にまとめて説明していきます。
これから次々に明るみになってくると思いますので、アンチエイジングをしている人は目を離せないオイルですね!

 

 

 

抗炎症作用

 

2017年に出た論文で、58人の男女を2グループにわけ、以下のオイルを90日間続けて飲んでもらいました。

 

  1. 1日100gのココナッツオイル(91%が飽和脂肪酸)
  2. 1日100gのピーナッツオイル(19%が飽和脂肪酸)

 

見てのとおり、飽和脂肪酸の量が明らかに違います。

ところが、結果としてはピーナッツオイルに比べ、赤血球や脂質にかかわる要素には有意なレベルで悪影響が出なかったそうです。それどころか、ココナッツオイルを飲んだグループには、HDLコレステロールとDGLAの前駆体の増加が確認されたとのことです。

DGLAとは、抗炎症作用や抗アレルギー作用をもつ脂肪酸です。
データによると、ココナッツオイルを飲んだグループはLDLコレステロールも増える傾向が出ていて、これが長引けばどうなるかはまではわかっていません。90日間ですので、これだけでは判断しにくいところではあります。

もっとも、1日100gのココナッツオイルのは現実的ではないので、特に気にする必要はないでしょう(笑)。

 

 

 

使っていっても特に悪影響はでない

 

2017年の実験で、98人の男女が対象に全体を2つのグループに分け、2年間追跡調査しました。

 

  1. ココナッツオイルを毎日使う
  2. サフラワーオイルを毎日使う

 

結果ですが、参加者の体型、血管機能、心疾患の発症などには2年後の時点でも有意な違いは確認されなかったようです。まずは、2年間毎日使い続けても、特に害がないので問題ないと言えるでしょう。

 

 

 

ダイエット効果

 

2018年にペルナンブコ国立大学が行った実験で、75人の肥満ぎみな女性が対象に8週間の実験をおこないました。

参加者全員にカロリー制限の指示をだしたうえで、4つのグループに分けてそれぞれ以下のオイルを飲んでもらいました。

 

  1. ココナッツオイルを毎日飲む
  2. サフラワーオイルを毎日飲む
  3. チアオイルを毎日飲む
  4. 大豆オイルを毎日飲む

 

結果ですが、他の3種類にくらべて明らかに体重や体脂肪が減少していました

この実験では、1回2gのココナッツオイルを1日3回ずつ食事の30分前に飲んてもらっています。割と手間をかけることがないので、手軽に実践できますね!
その他にも、ココナッツオイルグループはHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー:糖尿病を調べるのに見る数値)が改善しているのも大きなポイントです。

ちなみに、以下がそのデータです。

↓  ↓  ↓

※各グラフの左からココナッツ・サフラワー・チア・大豆

 

 

 

以上のことから、ココナッツオイルは僕らにとって有益なことがあります。

カロリー制限をしているときに脂質補給の1つに活用すると、脂肪燃焼をブーストしてくれるので嬉しいところです。とはいっても、コレステロールや中性脂肪に良い影響があるのかは、僕のリサーチ不足がありますのでなんとも言えません。

一応デメリットはないor少ないので、心配することなく使っていくと良いのではないのでしょうか?

 

 

 

良いココナッツオイルの選び方

 

いくらココナッツオイルが良いとはいっても、どのようなココナッツオイルを選べばいいのか…。

質の良いココナッツオイルを選ぶ基準というものがありますので、以下のことに意識して選ぶと良いでしょう。
なかなか値段が高くなってしまいますが、僕らのお肌がキレイになるのなら安いものです☆

 

  1. 水素添加されてないもの:あらゆるものの前提として、これは外せません。水素を添加することで安定性や耐熱性を高め、保存期間を長くできますが、一方でココナッツオイルの健康効果がほぼ失われますので本末転倒です。
  2. 精製されてないもの:多くのココナッツオイルは、高温精製や脱臭工程で独特の臭みを消しているんですが、これによりやはり有効成分が壊れてしまいます。
  3. 低温圧搾(コールドプレス)で作られたもの:高音で油をしぼると有効成分が壊れてしまいますので、低温圧搾法で作られたものが一番です。
  4. コプラを原料にしてないもの:コプラとはココナッツを乾燥させたものです。決して悪いとは言い切れないものの、有効成分の量が減ってしまっているのでオススメできません。

 

新鮮で天然のココナッツオイルを低温圧搾したものを選ぶことが重要です。
そういった点で、以下の2つは使ってみて問題なかったので、オススメしています。

↓  ↓  ↓

【cocowell-ココウェル-エキストラバージンココナッツオイル-エクスぺラー- 360g】

【ジャローフォーミュラズ-Jarrow-Fromulas-エキストラバージンココナッツオイル-並行輸入品 454g】

 

 

 

 

以上が、美肌やダイエットを目指す人にオススメしている、ココナッツオイルの可能性です。
今後もココナッツオイルについては積極的に投稿していきますので、どうぞよろしくお願いします。

2つとも食用ですが、実はこのココナッツオイルを、僕は保湿剤として使っています!

「えっ、食用なのに大丈夫なの?!」

とお思いかもしれませんが、2019年5月からこのブログを書いている現在まで、特に問題ありません。
化粧品やマッサージ用としてココナッツオイルを付加しているものがありますが、その場合、薬事法のために添加物が入りますし、上記を満たしているかがわかりません。

なので、食用を使っても問題ありません(アトピーや皮膚がとても弱い人などは、念のため注意してください)。
そういったことも、ブログにてお話していきます☆

 

 

【参考文献】

[Effect of a Diet Enriched with Fresh Coconut Saturated Fats on Plasma Lipids and Erythrocyte Fatty Acid Composition in Normal Adults.]

[A randomized study of coconut oil versus sunflower oil on cardiovascular risk factors in patients with stable coronary heart disease.]

[Supplementation-Dependent Effects of Vegetable Oils with Varying Fatty Acid Compositions on Anthropometric and Biochemical Parameters in Obese Women.]

 

 

 

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