まさか、ここまで『サツマイモ』が浸透しているとは思ってもいませんでした…。
健康的に、かつストレスなくダイエットをするなら、炭水化物の摂取は欠かせません。
大体はカロリー全体の30％前後は摂りたいものの、葉野菜ではあまりカロリーを摂取できません。なので、根菜類を織り交ぜる必要があり、そのベストな根菜類がサツマイモというわけです。
イモ類は好きで、僕も大好きな食べ物の1つです♪
今回は、改めて『サツマイモの良さ』について復習する機会として書いていきました！
どういった効果が理解していけば、どこにどういう風に効いているかがハッキリと認識できると思います。
筋トレと同じで、どの筋肉に効いて、鍛えることでどういう恩恵を得られるかがわかっていれば、効果が大きくなるというものです。
もう一度、サツマイモの素晴らしさに触れていきましょう！
≪Contents≫
長寿や原住民の主食『サツマイモ』
サツマイモは、歴史的に見ても、どうやら信用性の高い炭水化物の1つのようです。
スタファン・リンドバーグ氏の研究によると、1989年にパプアニューギニアのキタバ島をたずねて現地人の食生活を調査してそうです。
調査してわかったことですが、彼らの食事は総摂取カロリーの70％が炭水化物で、ほぼサツマイモかヤムイモが主食だったようです。もちろん、他の狩猟採集民と同様のようで、病気のことでいえば、キタバ族も肥満・糖尿病・アレルギーの患者がほとんどいないとのことです。
また、2014年に出た調査によると、1940年代ごろの沖縄でもサツマイモが主食だったそうです。
総摂取カロリーの85％が炭水化物だったようで、当時の沖縄は世界でも有数の長寿国とされていました。
もちろん、これだけでサツマイモが不老長寿の良薬だという根拠にはならないのですが、少なくとも安心できる食品だということは言えます。
具体的な『サツマイモ』の能力
ここで、実験データによって得られているサツマイモの能力を見ていきましょう。
数々の実験データがあるので、サツマイモのポテンシャルを信じるには十分だと思います。
あとは何となくわかりそうなこともあり、サツマイモの魅力を再認識することができるでしょう。
それでは、おさらいを始めていきます！
- 抗酸化作用の高いベータカロテン（体内でビタミンAに変換される色素の1つ）が豊富である。美肌効果が高く、光老化にかかわる紫外線の影響を緩和してくれる。
- サツマイモを使った2011年の生体外実験では、肥満の予防、全身の慢性炎症を緩やかにする効果が確認された。
- サツマイモを使った2013年の試験管実験では、大腸がんの予防効果が確認された。
- 数ある食材の中で、食物繊維がとびぬけて豊富である。
- 豆・種子類・ナス科野菜と比較して、抗栄養素（体内で栄養の吸収を阻害する物質）が少ない
とはいえ、糖質がしっかりと含まれていますので、インスリン抵抗性が高い人は控えた方が良いのは仕方がありません。また、糖質が豊富なだけに食事報酬が高いので、食べ過ぎには気をつけていきましょう。
しかしながら、一般の方々には非常に優秀な食べ物ですので、基本的にサツマイモはご飯の代わりにするにはうってつけです。
アンチエイジングや筋トレをされている人は、糖質の補充にサツマイモが良いと断言できます。
以上が、NASAも栄養素の高さから、『準完全食品』と賞賛しているサツマイモの復習でした。
こうしてみると、やっぱりサツマイモがステキすぎる食品だと惚れてしまいます☆
日本だと秋の風物詩ですが、もはや、それは関係ありませんね（笑）。
ここは、自身の美容のため・健康のために飲むように食べていきましょう！
【参考文献】
[Sweet potato: a review of its past, present, and future role in human nutrition.]
[Whole Health Source：Sweet Potatoes]
[Healthy aging diets other than the Mediterranean: a focus on the Okinawan diet.]
[A Review of Common Tanning Methods]
[Anticancer effects of sweet potato protein on human colorectal cancer cells.]