僕もSNSを運用している身ですので、メモとしてブログに投稿していきます。
今回は、『大人気のショート動画にある「4つの共通点」とは!?』と題して、再生数が多いショート動画に共通している4つの内容について、解説していきます。僕以外にも、きっとショート動画をバズらせたいと願う人がいらっしゃると思いますので、どうぞ参考に♪
バズらせるのって、なかなか大変ですよね!
TikTokでみられたバズるショート動画の共通点
これは、2025年に出た調査で、TikTokを対象に2023年に投稿されたショートビデオ広告900本を分析したものとなっております。対象になったのは食品とデジタル製品で、研究チームは、動画のなかでも特に重要とされる「最初の10秒」に焦点を当て、機械学習などを用いて次の4項目を数値化していったそうです。
その上で、それぞれの動画の「いいね・コメント・保存・シェア」といった反応を比較して評価したそうです。
- 口語表現:ナレーションやセリフが、どれぐらい日常会話に近いかを測定した指標。説明口調よりも、日常会話になるほどスコアが高くなる。
- リズム:音量や声、音楽の変化を分析した指標。平坦な音が続くよりも、抑揚があり、音の強弱がはっきりしている動画のほうが「リズムがある」としてスコアが高くなる。
- 色彩:動画のフレームから色の豊かさを測定した指標。画面がカラフルであるほどスコアが高くなる。
- 視覚的顕著性:特定の対象物が、一目でわかりやすいかを測定した指標。「どこ」や「なに」を見ればいいのか、画面ですぐにわかりやすいほど、スコアが高くなる。
結果なのですが、
- 4つの指標の中で特に安定して効果があったのが、「口語表現」とのこと。話し方が日常会話的であるほど、評価項目のすべてが増加傾向にあったようで、ショート動画を見ている人の多くは、注意深く情報を精査するためというより、休憩や暇つぶしでSNSを見ているため、堅苦しい口調では、記憶に残りにくいのだと思われる。
- リズムについても、すべての評価項目と正の関係にあり、声の抑揚、BGMや効果音にも適度な変化がある動画は、視聴者に印象が残りやすかった。特に、最初の数秒の印象で最後まで見てもらうためには、視覚だけでなく、聴覚へのアプローチが重要になると思われる。
- 色彩豊かな動画も、評価項目のすべてと正の関係があった。色彩豊かなほど、感情が動かされ、動画への印象がよくなると思われる。
- その一方で視覚的顕著性については、いいね・保存・シェアとは正の関係があったものの、コメントには明確な影響がなかった。我々がコメントを書くためには、視覚に訴えるだけでは動機が弱く、内容についての考えや意見を述べたくなる必要があり、視覚的な訴えは反射的な反応はするものの、コメントをしたいとまでに至らないのだと思われる。
ショート動画では、視聴者に「自分と関係がある内容」だと思わせる前に、まずは内容を無理なく受け入れられる状態を作るのが大切なのかもしれません。商品自体が良くても、堅苦しい口調で音も色彩も単調、どれを見れば良いのかわからない映像では、内容をみてくれる前にスワイプされてしまう可能性が高いそうです。
さらに研究では、宣伝する内容によって効果的な要素が変わり、投稿する時間帯でも、効果が変わることもわかったそうで、
- スマホやデジタル機器といった、スペックや機能がわかりやすい商品では、「口語表現」と「色彩」の効果が高かった。こうした商品を買うとき、ユーザーは「何ができるのか」や「自分に必要か」をはっきりさせたくなるので、わかりやすい言葉と商品の見せ方が効果的だと思われる。
- 食品のように、実際に食べてみないと評価できない商品では、リズムと色彩がシェアに結びつきやすい傾向があった。食品はスペックよりも「うまそう」や「誰かにシェアしたい」が重要なので、味覚を共有出来ない分、音と色彩で感情を動かす必要があるのだと思われる。
- 口語表現や色彩、視覚的顕著性は、昼間のほうが評価に影響しやすい傾向があった。昼間は視聴者の認知的な余力が比較的あるため、言葉や映像の情報を処理しやすいのだと思われる。
- リズムは夜間のほうが評価に影響しやすい傾向があった。夜間は周囲が静かになり、イヤホンを使って動画を見る人も増えるため、リズムの変化が昼間以上に影響を受けやすいのだと思われる。
もちろん、これらはすべて全体的な傾向であって、「昼に投稿するから、明るく楽しく視覚に訴えよう!」という単純な話ではありません。ですが、SNS向けの動画制作の戦略として、こういった傾向を活用するのが良いでしょうね。
…というわけで、SNSのショート動画を有効的に活用するなら、
- 堅苦しくなく、日常会話のように説明する
- リズムは平たんではなく、変化に富むようにする
- 色彩豊かな映像にする
- 見てもらいたい対象物を明確にする
- 見せたい合わせて、言葉やリズム、色彩の比重を変える
が基本だと言えます。
特に注意したいのは、タイトルを長くしすぎないこと。研究によると、タイトルが長い動画ほど反応が低下する傾向も見られたそうです。そして、もう1つご留意してもらいたいのが、これは、あくまでもTikTok上の広告を観察した研究だということ。「くだけた口調なら、必ずエンゲージメントが増える」と約束できるものではないので注意が必要です。もともと人気のある商品や、人気インフルエンサーがショート動画の有効表現を使っていた可能性もあります。そもそも論、評価基準が「いいね、コメント、保存、シェア」であって、実際に購入したかどうかではありません。なので、「動画がバズっても、購入に結びついていない…」みたいなことも、十分に考えられます。
とはいっても、何事も最善は尽くして動画を作っていきたいものですな☆