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果たして『似た者同士の恋愛・夫婦』は幸福になれるのか???

「似た者同士は惹かれあう…」

という話は良く聞きます。
反対に、「相反するもの同士だからこそ補い合う!」という話もありますので、どちらが正解なのかがわからないですよねぇ~~。

僕の場合、第一に「一緒に居てストレスにならない」のが良いのですが(笑)
今回は『「似た者同士のカップル」は幸福になれるのか?』という疑問にお答えする内容となっております。

どうぞ、参考にしていってくださいませっ♪

 

 

類似したパーソナリティを持ったパートナーとの幸福度の関係

 

これはミシガン州立大学などが、2,578名の異性愛者のカップルを対象に調査をおこなっていったものです。
平均年齢51歳で結婚歴22年の人々のみに焦点を当てていまして、具体的には、対象者全員のビッグファイブをチェックし、そのうえで人間関係の満足度や人生全体の幸福感にどのような関係性があるのかを調査していきました。

そうした結果、以下のような傾向が見られることがわかったそうな…。

 

  • パーソナリティの類似性は、パートナー間の幸福にはほぼ関係性がない
  • 誠実性、外向性、調和性が高い人は、基本的にパートナーの関係に満足している傾向がある
  • 不誠実でなく神経症的傾向が高くないパートナーとなら、基本的には満足するし幸福になれる

 

ということで、パートナーとの性格が似ていてもそうでなくても、幸せになれるかどうかは関係ないということ!
この研究での結論だと、世間で言われている「似た者同士のカップル」や「相互補完関係のカップル」はそれほど重要ではなく、簡単に言うと『自分自身の性格やメンタルの状態』が一番重要ということですね。

過去のデータでは「似た者同士は惹かれあう」といった現象が確認されているものの、末永く幸せになるには話が変わるみたい。
自分がどれだけ相手と誠実に向き合い、メンタルが安定しているかがカギとなるようです。

 

 

 

 

結局のところ、仕事関係も一般的な人間関係も、誠実性神経症的傾向が要となるようですね。

この研究だと、「パートナーの性格」は「自分の性格」の次に重要になるようです。
なので、相手を責める前に、自分の性格や精神状態をチェックした方がよろしいかと思いますね。

なんでもかんでも、相手に依存してはいけませんなぁ~~。

 

 

【参考文献】
[Actor, partner, and similarity effects of personality on global and experienced well-being]
[Interpersonal attraction and attitude similarity.]

 

 

 

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