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感受性の高い『HSP』の症状・特徴を持つ人の良いところがコレだ!

なにやらHSPという言葉を良く耳にしますねぇ。

HSP(Highly Sensitive Person)とは、アメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱した心理学的概念で、生まれつき非常に感受性が強く敏感な気質もった人という意味です。
HSPは環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な気質、即生まれ持った性質であるようでして、統計的には人口の15%~20%存在しているみたいです。

HSPには、主に特徴的な4つの性質「DOES(ダズ)」があるそうです。

 

  • D:Depth of Processing(深い処理)/簡単に結論の出るような物事であっても、あらゆる視点から深い部分まで思考をめぐらせる
  • O:Overstimulation(過剰刺激)/刺激に対する反応が非常に強く、疲労しやすい
  • E:Emotional response and empathy(共感力と感情の反応が強い)/他者との心の境界線が薄く、相手の感情の影響を受けやすい
  • S:Sensitivity to Subtleties(繊細すぎる感覚)/他者が気づかない、気にしないような音や光、匂いなど、些細な刺激にすぐ気づく

 

HSPはDSM(精神障害の診断と統計マニュアル)に指定はされていなく、心理学上の概念であって精神医学上の概念ではないそう。

査読プロセスを経る前に『The Highly Sensitive Person』という一般書籍を通じて広まったため、「HSPは単なる自己啓発だ!」や「通俗心理学のアイディアにすぎない!」と考えている人も存在しています。
前振りが非常に長くなりましたが、要は、感覚処理感受性が非常に高い人のことです。ちょっとした会話や雑音でもストレスを感じやすく、情報過多やストレス社会の中で生きるにはかなり困難なんだとか!

今回は『HSPのような症状・特徴を持つ人の良いところ』を紹介していきます。
どんな特徴を持っていても、その良いところを活かしてこそです♪

 

 

感覚処理感受性の高い人のメリット

 

これはカリフォルニア大学の研究でして、「HSPの通常時の脳との違い」について調査してくれています。

HSPの脳が外部からの刺激に敏感なのは間違いないものの、安静時の脳にも違いがあるのでしょうか…。
研究チームは、被験者のHSPレベルを調査したうえで、被験者全員に「共感課題」を指示しました。これは、怒りや悲しみの表情など、様々なパターンの顔写真を見てもらいます。そのうえで、全員に「この表情について、どのように感じましたか?」と質問し、その際の脳をfMRIでチェックしていったそうです。

結果ですが、HSPレベルが高かった人には、以下のような傾向が見られたそうです。

 

  • 顔写真を見たあとの脳は、休憩しながらも深い情報処理をしていた
  • HSPレベルが高い人は、記憶の取り出しに関係する脳回路の接続性が高まっていた
  • その一方、ストレスの処理に必要な島皮質と海馬の接続性はは弱かった(ストレスに弱い状態になっている)

 

つまり、HSPの人は『ストレスに弱いが、それは、より深い情報処理をおこなっているから』という特徴があるということ。HSPのメリットとして、深い情報処理能力があるものの、その代償としてストレス耐性が低いというデメリットがあるというわけです。

研究チームの見解としては、

感覚処理感受性の高い人は、より注意深く、より慎重な行動を取る。
このような行動は、ミドリムシから人間まで、あらゆる生命体にも見られるものだろう。 感覚処理感受性の高い人の特性は、新しい状況のなかでは、静止したまま次に何が起こるかを観察する傾向がある。

つまり、HSPレベルが高い人は、良くも悪くも反応が良いということになる。
HSPレベルが高い人は、不快な状況ではより動揺するが、その一方では創造性が高く、人との絆が深く、美に対する評価が高いことが多い。

 

HSPレベルの高い人が動揺しやすいのは、

 

  • 創造性
  • 美的感覚
  • 共感能力

 

が高い故に起きてしまう現象なんですね。
感覚が鋭すぎるがために心が揺れ動いてしまうため、傍目では動揺していると判断されるのです。

なので、動揺してしまったら「自分の凄まじすぎる深い情報処理能力がありすぎるが故に…!」という、中二病的な発想でストレスを緩和させるのがよろしいかと(笑)

 

 

 

 

ちなみに、以下の診断ポイントがHSP度を測る要素だそうです。
よかったら、お試しください。

これって、けっこう僕にもあてはまることが多いんだよなぁ~~。。。

 

 

  1. 外部からの強い刺激に圧倒されやすい
  2. 環境の微妙な変化に気づきやすい
  3. 他者の気分が自分に影響してしまう
  4. 痛みにとても敏感な傾向がある
  5. 多忙が続くと、プライバシーが保障されて刺激から解放される場所に引きこもりたい(1人になりたい)と思う。
  6. カフェインの影響に敏感である
  7. 明るい光、強い匂い、目の粗い布地などの感覚に圧倒されやすい
  8. 内面では複雑で豊かなことを考えている
  9. 大きな音を聞くと落ち着かない
  10. 芸術や音楽に深い感動を覚える
  11. 神経が高ぶり1人で行動したくなることがある
  12. 自分では良心的な性格だと思う
  13. すぐに驚いてしまう
  14. 短時間でたくさんのことをしなければならないとパニックになる
  15. 物理的な環境が不快だと、より快適にするためにすぐ変更する(照明の明るさや服の感覚など)。
  16. 一度にたくさんのことをさせようとする人に怒りを覚える
  17. ミスや忘れ物をしないように努力している
  18. 暴力的な映画やテレビ番組を避けるようにしている
  19. まわりでいろいろなことが起こっていると不快になる
  20. 空腹になると集中力や気分が乱れる
  21. 生活に変化があると動揺する
  22. 繊細な香り、味、音、芸術作品などを楽しむことができる
  23. 一度にたくさんのことをするのが苦手である
  24. 動揺したり圧倒されたりするような状況を回避するために、生活を整えることを最優先にする
  25. 大きな音や複雑な風景など、大きな刺激があると気になってしまう。
  26. 他者の視線がある状況や他者との競争では、緊張によって本来の能力を発揮できない
  27. 子供時代、両親や先生から繊細でシャイだと思われていた

 

 

【参考文献】
[Sensory Processing Sensitivity Predicts Individual Differences in Resting-State Functional Connectivity Associated with Depth of Processing]

 

 

 

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